厚床駅
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厚床駅 | |
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厚床駅舎(2005年6月) |
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あっとこ - Attoko | |
◄姉別 (6.6km)
(8.1km) 初田牛►
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所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■根室本線(花咲線) |
キロ程 | 398.9km(滝川起点) |
所在地 | 北海道根室市厚床 |
電報略号 | アト |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1919年(大正8年)11月25日 |
備考 | 無人駅 |
厚床駅 | |
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あっとこ - Attoko | |
◄奥行臼 (11.5km)
(km) ►
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所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 標津線(支線) |
キロ程 | 47.5km(中標津起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1933年(昭和8年)12月1日 |
廃止年月日 | 1989年(平成元年)4月30日 |
厚床駅(あっとこえき)は、北海道根室市厚床にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線の駅である。電報略号はアト。
かつては標津線が分岐していたが、1989年に廃止、バス転換された。また、急行列車「ノサップ」の停車駅でもあった。
2000年には青春18きっぷ(2000年夏)ポスターの撮影地に抜擢された。
目次 |
[編集] 駅構造
2面2線のホームを有する地上駅。無人駅。駅事務室および窓口があるが、根室交通厚床案内所として営業している。かつては3番線が存在し、標津線中標津方面の列車が発着していた。
[編集] 駅弁
かつて「ほたて弁当」を販売しており、日本最東端の駅弁販売駅であった。しかし、厚床駅での販売が中止される一方、根室駅で駅弁の販売が開始されたため、日本最東端の称号は根室駅に譲ることとなった。駅での販売が中止されたのち、駅前の「佐々木商店」で販売されていたが、調製者が高齢になり続けることができなくなったため、2006年に販売終了となった。[1]
[編集] 駅周辺
厚床市街地が広がる。しかし、廃屋が多く駅前は寂しい。
[編集] バス路線
根室交通・北都交通
根室交通・くしろバス
[編集] 歴史
- 1919年(大正8年)11月25日 - 厚岸~当駅間開業により設置。一般駅。根室支庁で初めて設置された駅でもある。
- 1920年(大正9年)11月10日 - 当駅~西和田間延伸開業。
- 1933年(昭和8年)12月1日 - 標津線開業。
- 1979年(昭和54年)7月15日 - 貨物扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1989年(平成元年)4月30日 - 標津線廃止。
- 1995年(平成7年)9月1日 - 簡易委託廃止、完全無人化。
[編集] 駅名の由来
駅名は、アイヌ語の「アッ・トク・ト・ペッ(ニレの木の生える沼川)」に由来する。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 出典
根室本線(花咲線) |
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標津線(廃線) |
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