北九州地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
北九州地区(きたきゅうしゅうちく)とは、福岡県が設定した福岡県の4大区域(福岡・筑豊・筑後)の1つである。北九州都市圏と違い、下関市や中津市などを含まない。視聴率調査の対象地域。
目次 |
[編集] 構成自治体
[編集] 地理
北九州地区では西部と東部で文化・生活圏などが若干異なる場合がある。これは西部地域(北九州市戸畑区・八幡西区・八幡東区・若松区、中間市、遠賀郡)では旧筑前国に属し、東部地域(北九州市小倉北区・小倉南区・門司区、行橋市、豊前市、京都郡、築上郡)は旧豊前国に属していたためである。北九州地区で使われる北九州弁でも、西部と東部では異なる部分があり北九州地区の南東部の豊前市、築上郡東部では大分県中津市の経済圏(中津都市圏)に属し大分県の方言(中津弁、大分弁)の特徴も出てくる。また北九州市を除く東部地域は京築(けいちく)、西部地域では遠賀(おんが)と呼ばれ、京築地域では北部を京都地域、南部を豊築地域に分ける事がある。
中間市、遠賀郡、行橋市、苅田町は北九州市のベッドタウンとして発達しており、北九州市や苅田町は工業地帯を形成している。遠賀郡や行橋市、上毛町(旧新吉富村)では人口は増加傾向にあるが、それ以外の市町の人口は減少傾向にある。上毛町、みやこ町、芦屋町では過疎地域に指定されるなど、全体的に見ても人口は減少している。
[編集] 天気予報の区分
- 全地域が一次細分区域では「北九州地方」に区分される。
- 福岡管区気象台が発表するポイント予報においては、県の北九州土木事務所に置かれている機器のデータが「八幡(やはた)」として公表されるが、民間の気象情報業者が発表するポイント予報では異なる観測点のデータが利用されることが多い。小倉については都心部のデータが使われるものと、鱒淵ダムにおけるデータが使われるものとがある。NHK北九州放送局は気象台発表と民間業者発表を併用する。
- 注意報の区分も同一だが二次細分区域では2つに区分される。
- 北九州・遠賀
- 北九州市・中間市・遠賀郡(水巻町・遠賀町・芦屋町・岡垣町)
- 京築
- 行橋市・豊前市・京都郡(苅田町・みやこ町)・築上郡(築上町・上毛町・吉富町)
[編集] 自動車のナンバープレート
- 全地域「北九州」