勝鬘経
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仏教 |
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『勝鬘経』(しょうまんきょう)は、仏教における大乗経典のひとつ。正しくは『勝鬘師子吼一乗大方便方広経』と称する。
この経典は、舎衛国波斯匿(はしのく)王の娘で在家の女性信者である勝鬘夫人が説いたものを釈迦が認めたとされ、一乗真実と如来蔵の法身が説かれている。『維摩経』とともに古くから在家のものが仏道を説く経典として用いられ、聖徳太子もこの経典の注釈書『勝鬘経義疏』を著している。
[編集] 構成
- 如来真実義功徳章
- 十受章
- 三大願章
- 摂受正法章
- 一乗章
- 無辺聖諦章
- 如来蔵章
- 法身章
- 空義隠覆真実章
- 一諦章
- 一依章
- 顛倒真実章
- 自性清浄蔵章
- 如来真子章
- 勝鬘章