加藤峻二
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加藤 峻二(かとう しゅんじ、1942年1月12日 - )は、埼玉県出身の競艇選手である。登録番号は1485番(5期生)、埼玉支部所属。身長162cm・体重50kg、血液型はA。
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[編集] 略歴
- 1959年の7月に戸田競艇場でデビュー。以来、華麗なアウト舞いで多くの人を魅了し、今も現役で活躍する大ベテラン選手。1970年代には4つのSG競走で優勝した。GIも通算21勝をあげている。
- 2003年、平和島競艇場で行われた第30回笹川賞競走に、61歳4か月で出場。更に優出[1]をも果たし(結果は5着)、当時のSG最年長出場記録、SG最年長優出記録を更新した。[2]
- 2004年1月4日、戸田競艇場にて、競艇史上4人目となるデビュー通算3000勝を達成。未だに記録を更新し続け、現役選手では1位。競艇史上でも歴代2位の記録を持つ。
- 2005年、戸田競艇場にて、加藤峻二の名前がタイトルとなった一般戦競走も行われた。
・・・2005.9/28~10/2(本人は出走せず 優勝:森高一真)
- 2008年前期現在の現役最高齢選手である。また2007年後期には、競艇選手の最高ランクであるA1級に復帰した。
- 2007年、大村競艇場で行われた第8回競艇名人戦競走において、65歳3ヶ月で優勝戦への出場を果たした。これにより、GI競走、および一般戦競走における最年長優出記録を更新した。[3]
- あまりフライングをしない選手としても有名で、過去にスタート無事故3000走を1回。また、スタート無事故2000走を2回達成している。2回目のスタート無事故2000走を、2006年9月27日に三国競艇場で達成しており、同年12月29日に、戸田競艇場で行われた正月レース「埼玉選手権」の選手紹介・18年度優秀選手表彰式にて、野中和夫選手会長より表彰を受けている。
[編集] 主なSGタイトル
- 1970年 第5回 鳳凰賞競走 (住之江競艇場)
- 1972年 第18回 全国地区対抗競走 (蒲郡競艇場)
- 1977年 第4回 笹川賞競走 (住之江競艇場)
- 1977年 第23回 モーターボート記念競走 (浜名湖競艇場)
[編集] 脚注
- ^ 優勝戦に出場すること。あるいはその権利を勝ち取ること。
- ^ 2007年10月現在のSG最年長出場記録は万谷章になっている。
- ^ それまでの最年長優出記録は、1998年に一般戦競走で記録された64歳10ヶ月。