切り干し大根
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切り干し大根(きりぼしだいこん、単に切り干しとも)は、ダイコンの乾燥品。
秋の終わりから冬にかけて収穫したダイコンを細切りにし、広げて天日干しする。切る太さによっていくつかの種類に分かれる。たて四つ割にしたものは「割り干し大根」という。乾物であるので常温で保存が可能だが、夏季には茶色く変色してしまう為、春を過ぎたら冷蔵庫での保存が望ましい。
軽く洗ってから水に漬けて戻し、醤油や酢をかけてそのまま食べる他、煮物などの料理に用いる。また「はりはり漬け」などの漬物にも用いられる。精進料理ではそのコリコリとした食感を生かし、中華料理のクラゲなどに見立てることもある。
良質の食物繊維やカルシウムが多く含まれており、健康食品としても有用である。