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公会堂前駅(こうかいどうまええき)は、長崎県長崎市魚の町にある長崎電気軌道の停留所で、長崎市公会堂、長崎市民会館への最寄り駅である。 なお、かつては桶屋町電停だった。また、桜町支線は昔は当電停より東寄りから分岐しており、分岐点に古町電停があった。桜町支線は古町電停を過ぎると急勾配の坂を上り下りし、諏訪神社前方面へ向かっていた。現在廃線跡には市場があり、その市場も名残で急勾配上にある。
[編集] 停車する系統
[編集] 駅構造
- 乗り場は2面2線の併用軌道であり、3系統と4・5系統に分かれている。
[編集] 駅周辺
[編集] 利用状況
1日平均乗降人員は4,806人である(2000年度)。
[編集] その他
- 3系統と2・4・5系統の乗り場は離れており(3系統は長崎警察署前、2・4・5系統は長崎市民会館前)、同一運賃での相互乗換はできない。
- 線路は桜町~当電停(3系統乗り場~2・4・5系統乗り場)~賑橋にも繋がっているが、現在はほとんど運行されない。かつて、長崎駅前~賑橋~築町~大波止~長崎駅前と環状する、環状線が試験的に運転され、その時期に使用された実績がある。
- 2006年11月3日公開の映画、「7月24日通りのクリスマス」では「長崎西通り電停」の設定で登場した。
- 2007年5月24日~同年7月18日まで、公会堂前交差点で発生した2度の脱線事故の影響で3系統赤迫行きが運休したため、3系統長崎駅・赤迫方面乗り場は閉鎖されていた。
[編集] 隣の停留所
- 長崎電気軌道
- 3系統
- 桜町 - 公会堂前 - 諏訪神社前
- 2・4・5系統
- 賑橋 - 公会堂前 - 諏訪神社前
[編集] 関連項目