入谷 (足立区)

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入谷（いりや）とは、東京都足立区北西部の一地区。住居表示は入谷一丁目から入谷九丁目まで所在。そして入谷町（いりやちょう）が舎人公園内に所在する。郵便番号は入谷〒121-0836、入谷町〒121-0834。

目次 1 地域 2 地名の由来 3 交通 3.1 公共交通 3.2 道路・橋梁 4 施設 5 史跡 6 歴史 6.1 年表 7 関連項目

[編集] 地域

足立区北西部の舎人地域西部に位置し、足立流通センターを擁する足立区の流通業の基幹地区である。北を舎人および毛長川を挟んで埼玉県川口市と、東を古千谷本町と、南を舎人公園、皿沼および加賀と、西は新芝川を挟んで埼玉県川口市および地続きで鳩ヶ谷市と接する。

1970年代頃まで、この地域は農耕を主体産業とした近郊農業地域であった。その後の土地区画整備が実施され街区とそれを連絡する計画道路が整備されてからは町域全体で住宅市街地の造成が進み、同時期に足立流通センターの完成と首都高速道路川口線の入谷出入口の開通を以て、足立区の物流・流通の拠点地域として発展した。複雑に混在していた町域南側の隣接諸町との飛び地も整理され、舎人公園などの広大な総合レクリエーション施設も整備されている。

町のやや西寄りを南北に縦貫する首都高川口線を境とした入谷地区西部（入谷七・八・九丁目）は倉庫、工場、資材保管所、業務車両用駐車場などが目立つ準工業地帯であり、流通関係施設などが多数所在する。 高速東側はさらに南北に分けられ、南側（入谷六丁目）は流通施設の中心としての流通センターとトラックターミナルが稼動している。北部（入谷一・二・三・四・五丁目）は住宅街の中に足立区内でも比較的多くの公園があり、入谷でも最も古くに開かれた地区に当たり、閑静な住宅地が広がる。

[編集] 地名の由来

[編集] 交通

町域内は自動車道路の整備が比較的行き届いており、地域住民の主な利用交通機関も自家用車や公共路線バスなどが主体である。言い換えればこれは鉄道交通の未発達さを表しており、これまでの都心方面や足立区中心部へのアクセスには路線バスが活躍していたが、自動車手段による朝夕の交通混雑の発生による安定運行の不安定さや大気汚染などから、きわめて不便さを強いられていた。 町域全体が鉄道交通機関から距離的に隔絶された鉄道空白地帯に属していたが、2008年3月30日に日暮里・舎人ライナーが開業し、山手線および東京地下鉄千代田線などへ連絡の利便性が飛躍的に向上したため、入谷の住生活・住環境は大きく発展することが見込まれている。

[編集] 公共交通

[編集] 道路・橋梁

道路

• 首都高速道路川口線　入谷ランプ
• 東京都道58号台東鳩ヶ谷線（尾久橋通り）
• 東京都道104号川口草加線
• 東京都道106号東京鳩ヶ谷線（鳩ヶ谷街道）
• 東京都道239号足立川口線

橋梁

• 入谷大橋
• 南平大橋
• 中井橋

[編集] 施設

行政

保育・教育

• 足立区立足立入谷小学校（入谷三丁目）
• 足立区立入谷中学校（入谷三丁目）
• 足立区立入谷南中学校（入谷一丁目）

流通

• 足立流通センター（入谷六丁目）
• 足立トラックターミナル（入谷六丁目）
• 北足立市場（入谷六丁目）

公園

[編集] 史跡

• 北野神社（入谷一丁目11-12）
• 入谷氷川神社（入谷二丁目25-5）
• 円通寺（入谷一丁目6-8）
• 南光寺（入谷一丁目19-20）
• 源証寺（入谷二丁目15-25）

[編集] 歴史

[編集] 年表

[編集] 関連項目

• 足立区
  • 舎人村-1889年（明治22年）から1932年（昭和7年）まで存在した東京府南足立郡の村。以下の地区を村域としていた。
    • 舎人
    • 舎人町
    • 舎人公園
    • 入谷
    • 入谷町
    • 古千谷
    • 古千谷本町