優勝ペナント
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優勝ペナント(ゆうしょうペナント)は、日本プロ野球のリーグ戦、並びに日本選手権大会(日本シリーズ)の優勝チームに贈呈される三角形の優勝旗の事をいう。
[編集] 概要
日本のプロ野球リーグの優勝チームに贈られる優勝旗は、1リーグ(日本野球連盟)の時代は一般的なスポーツ大会優勝チームに贈られる四角形の優勝旗だった。
その後2リーグに分裂してからは、パシフィック・リーグは1982年ごろまでは従来の四角形の優勝旗を使っていたが、セントラル・リーグと日本シリーズでは第1回大会(1950年)から三角形のペナントが贈呈されている。
現在は
- セントラル・リーグは「(西暦年度)(優勝チームの英語でのニックネーム)Central Championship=セントラル野球連盟選手権の意」がプリントされた白地に紺色で縁取りされたペナント
- パシフィック・リーグはレギュラーシーズン1位チームには従来の四角形の優勝旗(「優勝」と大きく刺繍されている)、プレーオフトーナメントを制してリーグ戦優勝に輝くと「(西暦年数)Pacific Champions=パシフィック野球連盟選手権の意」と左端に月桂樹の刺繍が入ったペナント(バックのカラーは毎年変わる)
- 日本シリーズはパ・リーグのリーグ優勝とほぼ同じデザインのペナントに「Nippon Champions(西暦年数)」の刺繍が入ったもの
が、それぞれ優勝したチームに贈呈され、翌年度の公式戦開催期間中の主催ゲーム会場に掲揚される。(日本一獲得チームは、日本シリーズのペナントを、また敗戦チームもリーグ優勝ペナントを掲揚する)
- コナミ杯アジアシリーズでは、濃い赤色の生地に大会ロゴと「ASIA CHAMPIONS」の文字が入ったものが使われる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 何れも「綱島プロ野球研究所」(綱島理友運営)より