信楽高原鐵道SKR300形気動車
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信楽高原鐵道SKR300形気動車(しがらきこうげんてつどう えすけぃーあーる300かたきどうしゃ)とは、1995年(平成7年)に投入された、信楽高原鐵道の一般形気動車である。
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[編集] 概要
富士重工業製レールバスの一種、LE-Carのボギー車版LE-DCで、信楽高原鐵道列車衝突事故を契機に作られた安全推進会議の提言を出来る限り採用した。塗装は、登場当初より、緑帯に狸のキャラクターと会社のロゴが描かれており、SKR200形と狸のキャラクターが異なる。 内装は、デビュー時のSKR200形と窓の配置、定員以外は同じで、200形と同型の料金箱・整理券発行機が搭載されている。 正面の下部に油圧バンパーを設置、車内のバリアフリー化を行い車椅子スペースが取られた。その影響で、定員が4人減少した。この車両は、日本初のバンパー付き車両である。
[編集] 主要諸元
- 製造初年:1995年
- 全長:15500mm
- 全幅:3090mm
- 全高:4010mm
- 自重:25.10t
- 車体構造:鋼製
- 定員(着席):94(44)人
- 出力・駆動方式:250馬力、液体式
[編集] 各車状況
- 301:1995年11月竣工:在籍中
[編集] 参考文献
- 『ローカル私鉄車両20年 第3セクター・貨物専業編』(JTBパブリッシング・寺田裕一) ISBN 453304512