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体癖 - Wikipedia

体癖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

体癖(たいへき)とは、野口整体の創始者、野口晴哉がまとめ上げた、人間の感受性のを表す概念。個人の感受性の癖によって、生理的・心理的な傾向が生じ、体質や、個人の性格を形成しているとされる。

目次

[編集] 12種類の体癖分類

野口は、人間の感受性傾向は、身体の偏り傾向から10種類に、さらに過敏・遅鈍の2種を加えて計12種類の体癖に分類されるとした。ただし、12種類の体癖は色における原色のようなものであり、2つ以上の体癖が互いに入り交じっていること(複合体癖)の方が普通であるとされる。ユングクレッチマーによる気質分類エニアグラムなどにやや近いものを認めることができるが、体癖の概念が対象とする範囲は個人の感受性・嗜好といった心理傾向にとどまらない。の形や体型といった身体的特徴から体重の偏りのような姿勢・運動特性に至るまで一貫して、1番から5番までの5つの腰椎の状態と相関があり、これを調べることによって説明できるとしている点が大きな特色である。野口が整体操法を行う中で、特定の病気を患っている人物は特定の心理的・体質的・運動傾向を示すことが多い、と気付いたことが体癖を考えるようになった契機であった。さまざまな試行錯誤の末に、昭和20年代後半に体癖の概念が確立した。以後、実際の整体指導の現場で応用されきた。

個人がどの体癖を有しているかを知るためには、体重計を改良した体量配分計(台の部分が左右に分割され、さらにそれぞれが右前、左前と後部に分割されるため、6つの体重計の上に股がって立つような状態となる)というものを用いて、立位・前屈などさまざまな姿勢を取ったときに体重が足のどの方向へ偏るかを調べれば、運動特性から体癖を割り出すことができる[1]。これはそれぞれの体癖によって、5つある腰椎のうち運動の中心となるものがそれぞれ異なるため、体勢のバランスの取り方に違いを生じるから、と説明されている。

あるいは、特別な道具を使わなくとも体格や姿勢、動作の特徴、および心理的な感受性傾向を調べることからも体癖を知ることができる[2] [3]

野口整体ではそれぞれの体癖に合わせて、偏りがひどいときのために、体癖修正用の体操をそれぞれ用意している[4]。一般に成人してから以後は大きく体癖が変化することは稀とされる[5][6]。なお、提唱者の野口晴哉自身は、9種に捻れ体癖が混じっており、夫人の野口昭子は1種体癖であったという[4]

12種類の体癖
体癖 運動の中心
となる腰椎
感受性の中心
上下型1種・2種 1番 毀誉褒貶頭脳
左右型3種・4種 2番 好き嫌いの感情消化器
前後型5種・6種 5番 利害得失呼吸器
捻れ型7種・8種 3番 勝ち負け泌尿器
開閉型9種・10種 4番 愛憎生殖器
遅速型11種・12種 過敏型11種・遅鈍型12種
鬱散要求体癖 1種、3種、5種、7種、9種、11種
集注要求体癖 2種、4種、6種、8種、10種、12種

[編集] 上下型(頭脳型)1種・2種

腰椎1番でバランスを取り、毀誉褒貶が感受性の中心である。直立している時もお辞儀するときも体重が足の前にかかる[1]。 非常に理屈っぽい。太りにくく細長い体型で首が長いのが特徴。理屈っぽいだけに言葉に敏感であり、被暗示性が強い。そのため思い込みや言葉だけで病気になったり健康になったりする[1]。長い睡眠時間を要し、ストーリーのある夢を見る。前屈みの姿勢をとる場合は首から上が前へ出ることが多い。大義名分や真理、ルールにこだわるため、当人が大義名分とみなせるだけの理由をみつけないと行動できない。上空から俯瞰するような視点で世界をとらえようとする[7]ことから、野口は上下型は最も野生味が少なく仙人のようだとも言っている。服装は地味なものを好むことが多い[3]

  • 1種は余剰エネルギーの大脳昇華傾向が強い。常に言語によって世界をとらえようとする[7]。すなわちあらゆる物事を自分の言葉で説明することによって納得しようとする欲求が非常に強い。積極的に新しい事を考えるのが好きだが、頭の中で答えが出てしまうと満足してしまってやる気を失う傾向がある。疲れると首の後ろが痛くなる[1]。大義名分が無ければ行動できない。エネルギーが余るとますます考えるようになり、行動しなくなる。1種に対して叱言を言う際には、自分で考えさせるように短く言うのが有効で、無理矢理押し付けようとすると相手の頭が悪いと思ってしまう[8]。多くの男性は程度の差こそあれ1種体癖の要素を持っているとみなす考え方があり、男性特有の感受性・思考特性として語られる特徴の多くは1種体癖の特徴であるとされる。
  • 2種は同じように考えるのが得意だが、1種と異なって、自ら言葉にまとめようとすると割り切れなくなり、思考が煮詰まる[9][7]。そして考えが煮詰まると胃の調子が悪くなるなどすぐに体に出る[1]。また1種と異なって受け身であり、自分で決めて自分の責任で行動することが難しく、他人の責任なら動き易い[1]。疲れると首の横の胸鎖乳突筋が痛くなる[1]。もしくはこめかみ(前頭部)に緊張を覚える場合も多い[9]。噂話や文章で書かれていることなどを受け入れやすく、一旦入ってしまうとなかなか修正できないところがある[1][10]。他人が考えたことを正確に記憶するのが得意である。また外から来るものを忙しく感じ易く、あれこれ考えて対応に追われることが多い[10]。後頭部が絶壁で、顔の頬骨が目立つことが多い[11]。家族への執着が一番強いタイプでもある[11]

[編集] 左右型(消化器型)3種・4種

腰椎2番でバランスを取り、好き嫌いの感情が感受性の中心である。 左右のどちらかの足に体重が大きく偏る。したがって靴底は片足だけが減りやすい。

  • 3種食欲旺盛で料理好き。「食欲が歩いている」と言うくらいで、嬉しい時も哀しい時もともかくよく食べる[1]。胃腸が丈夫で、風邪を引いても食欲が無くならない[1]。片付けが苦手[1]。部分だけ見て他を忘れる傾向がある[10]。色彩感が豊か[1][7]で、音楽を聴くと音色に注意が行く[1][7]。感情表出が豊かで対人関係が得意。理屈には弱い方で、物事を好き嫌いだけで判断する傾向が強い。この点で何もかも理屈で説明しようとする1種とは対照的だが、互いに理解できないだけに1種と3種の相性は非常によいとされる[10]。権威ある人の話などを鵜呑みにしやすい[1]。体型や顔はやわらかく丸い印象があるが、腰が細く、色白の美人が多い[1]。庇われなくてはならなくなるような容貌や、甘え方が身についているとも言える[10]。男性と女性ではかなり印象が違って見えることが多く、男性の場合は清濁合わせ飲むというこだわらない性質が目立つ[1]。叱られた時に、叱られている内容よりも、声の色や相手の感情に反応してしまうため、説教が通じにくい[8]。多くの女性は程度の差こそあれ3種体癖の要素を持っているとみなす考え方があり、女性特有の感受性・思考特性として語られる特徴の多くは3種体癖の特徴であるとされる。
  • 4種は感情的なのだが、内向しやすく、疲れると食欲が落ちて下痢でバランスをとる。感情の起こりは速いが持続が出来ず、怒ってもすぐ後に笑っていたりする[1]。いつもなんとなくニコニコしていて、感情がよく分からない印象である[9]。しかし悪い感情は表に出ないまま残っていて生理的な面に影響する。痩せ気味で、背中がまっすぐな姿勢のことが多い。またやや怒り肩に見えることが多い。ファッションセンスはよく、清潔感を重視する[3]。マゾヒズム傾向があり、人から怒鳴られるとスーッとする[1]。動き全体が直線的で硬い[3]

[編集] 前後型(呼吸器型)5種・6種

腰椎5番でバランスを取り、利害得失が感受性の中心である。直立している時は体重が足の前にかかるが、お辞儀をするときにお尻が飛び出して足の後ろに体重が移動する[1]。 合理的で、損得計算が得意。肩に特徴があり、前屈み姿勢になることが多い。前屈み姿勢は、常に一歩先のことを意識しているとも言え、時間軸上の緊張感と関連がある[7]。団塊の世代はじっとしていることが我慢できない前後型が多いという指摘がある[6]

  • 5種は行動的な合理主義者でスポーツマンタイプ。呼吸器が丈夫。ながら勉強を好んだり[4]、仕事を並行して進める特徴がある。人を集めてわいわい騒ぐのが好き。行動しながら考えるのを好み、じっとしているとかえって疲れ頭が働かない[1]。胸を張って反り返っていることが多い。気張りが多いため、人が見ているとついつい気取ってしまったり、威張ってしまったりする[1]。エネルギーが余るときは、無駄遣いや衝動買い、あるいは冒険をして発散することができる。あまりに合理的なために冷たい印象を受けることもある。所有欲が非常に強いが、所有してしまったものには関心が無くなる[3]。借金をしたりして、不安を抱えているときの方が活動的であり、満たされてしまうと怠惰になる[1]
  • 6種は呼吸器が弱く肩が前へ出て前屈みになることが多い。すぐにハーハーと息切れがする[1]。あごがとがっている、あるいはしゃくれていることが多い[3][1]。5種のように行動したいが、できずに憂鬱になりやすいため、熱い言葉を吐くのを好む[1]。非日常的な場面やイベント、たとえば引っ越しや転職[9]、異常事態や祝祭空間[7]で元気が出る、胸にロマンを秘めたタイプ[3]。時に破滅的行動、殉教者的行動を取ることがある[1]が、行動力がやや乏しいために事を実現するためには他人の援助が必要である。5種が人とワイワイ騒ぐのを好むのに対して、一人を好む。小さい音がしても勉強できない[4]。しかし何事にも他人の援助を必要とするため実際には孤立することは少ない[3]。注意の集注欲求が強く、無意識のうちにヒステリーを起こし体調を崩して周囲の関心を引こうとする傾向があるが、その欲求を相手が認めることでサッと回復する[1]。非常に良く食べるが、食欲があるというよりも、食べないと体が持たないのではないかと言う不安から食べている場合が多くこの点で3種とは異なる[1]。つねに情報過剰で進歩が速い今の時代は、6種体癖が適応しやすく数が増えつつあるという指摘がある[3][7]

[編集] 捻れ型(泌尿器型)7種・8種

腰椎3番を中心とした捻る動きに特徴があり、勝ち負けが感受性の中心である。体重のかかり方が捻れていて、左足が前方に体重をかけているなら、右足は後方に体重をかけている[1]。 背骨を捻る動きがやりやすい。負けず嫌いの闘争型でつねに誰かと勝負をしている。文字を書く時にはまっすぐ書くことができず、身体を斜めにして書くか、紙を斜めにして書く[4]。机や椅子に対して斜めに座る人は捻れ体癖の可能性が高い。天の邪鬼であり、人から言われたことには無意識に反発する。「〜は君にやってほしいけど、無理だろうな」というような逆説的な言い方で挑発されるとかえって反発心が湧いて、結局言うことを聞く[1]。エネルギーが鬱滞すると、後先を考えずに衝動的な行動に出てしまう傾向が強い。武術家、格闘家には圧倒的にこの体癖の人が多いという[12]

  • 7種はがっちり型の闘士タイプ。常に表立って誰かと競争している。自分が勝つまでトランプをやる[3]。緊張感が無いと満足できず、常に言い過ぎ、やり過ぎの傾向がある[9]。上半身を捻る動きが得意[3]。自分より弱いものには威張るが、自分より強いものにはお辞儀をする[1]。親分肌で浪花節を好む[3]。謝るのが嫌いである[3]。見た夢は忘れてしまう[1]。「そういうことをしたら失敗するでしょう」という想像力を使う言い方(上下型には有効であるが)は分からずに反抗するので、実際にやらせてみて「ほら、駄目だったでしょう」と教えるのがよい[1]。「これをやったらこれをあげる、出来なかったらあげない」という信賞必罰の指導法を受けることを好む[1]。よく響く声をしているので歌手に多い。2種体癖に対して特に攻撃的であるが、9種からは上手にあしらわれこき使われる傾向がある[9]
  • 8種はやはり闘争型だが7種とちがって消極的である。外から見ると分かりにくいが、本人の中で密かにライバルに対して闘争心を燃やしている。したがって他人と比較することによってその競争心を刺激すると無類の力を発揮するが、同僚などと比べると、相手を憎く思うことがあるため、歴史上の人物と比較するとよいという[1]。下半身を捻る動きが得意[3]。話を誇張してどんどん大きくなる傾向がある[1]。ふつうの人ができないことや避けようとする地味なことをあえてコツコツとやろうとするボランティア精神がある[3][7]。すごく変わったものが好きな人が多い[11]。敗者や弱者、駄目男に惹かれ易い[3][9]。お世辞や冗談をあまり言わない[3][9]。水分の排出能力が弱く、汗をかきにくいか、あるいは大汗かきである[9]。不潔・劣悪な環境に強い[9]。四肢よりもお尻にボリュームがある[9][7]

[編集] 開閉型(骨盤型・生殖器型)9種(閉型)・10種(開型)

腰椎4番でバランスを取り、愛憎の情が感受性の中心である。 世話好きで人の面倒を見たがるが、自分が人に世話になるのは好まない。原始的・野性的で直感が冴えているタイプ。

  • 閉型(へいけい)9種は太りにくく非常に集中力が強く長時間持続する[1]。空間的な緊張感がきわめて強い[7]オタクにはこの体癖が非常に多いとされる(その次に1種が多いという)[9]。凝り性・完璧主義で、執念深いところがあり、『100年の恨み』というように過去にあったことをいつまでも覚えている[1]。好きなことであれば飽きずに何度でも繰り返すことができる強い執着性がある。また関心のあること以外には目もくれないため All or Nothing という言葉も9種にぴったりである[1]。勘が鋭く細部にまで気がつく職人気質であるため、指導者としては厳しくなることが多い。ただし人から頼られると放っておけないところもある[9]。睡眠時間が短く、動作のテンポが非常に速い。身内の世話を見るのが好き。徹底したこだわりが強いため、他人から指示を受けても、なぜそうする必要があるのか、自分が完全に納得しない限り動かない[1]。納得できないことが続くと、次第にその感情が内向して溜まっていき、鬱滞したエネルギーが凝固し、どこかで爆発することになる[1]。またあまりに完成度にこだわる故にどこか仕事の完成を恐れる傾向がある[5]。かかとをつけてしゃがむ姿勢が得意で、この姿勢で頭がよく働くために和式便所に長く入ることを好む人が多い[1]。部屋の隅にいるのを好む[9]。音楽を聴く時は、音が鳴っているところよりも間(ま)や裏拍に注意がいく[1][7]
  • 開型(かいけい)10種は出産後に太ることが多く、後ろから見るとお尻が大きいが平らで、横から見ると薄い形をしている[1]。体重は両足の外側と後ろ側に偏るが、しゃがむときだけは内側に偏る[1]。腸骨が開いてからだが弛緩した状態[1]。聞き上手だが9種と対照的に非常に忘れっぽい[1]。動作のテンポはゆったりとしている。大変な世話好きで、対象も人間に限らずネコなどを拾って育てている人も多い[5]。逆に世話をみるべき相手がいないと鬱滞する。自分の体調が悪い時であっても、病人を抱え込んだり、野良猫を拾ったりして世話をするとむしろ体力が出て来る[1]。9種がかなり厳しいのに対して、10種は寛容である。両足を腸骨の幅に広げた状態で、かかとをつけたまましゃがむことができず後ろにひっくり返る[1]。部屋の中央や、人の輪の中心にいるのを好み、注目を集めることで発散する[9][7]。ストレスがあるときは延々と長話をすることで発散しようとする[1]

[編集] 遅速型 11種・12種

1種から10種が偏り傾向の種類であるのに対して、遅速型については身体の反応のしかたの敏感度や速度に注目しており、著しく過敏なタイプと遅鈍なタイプをそれぞれ特に11種および12種体癖と呼んでいる。

  • 過敏型 11種 からだの反応が過敏なタイプ。ちょっとしたことですぐ体調を崩す。ただし、虚弱なようで大病にはなりにくい[9]。体重の偏りは一定せず、測るたびに移動する[1]。他者との共鳴性が高く、相手の意識や身体状況を感じ取りやすい[9][11]。優柔不断で人から頼まれると断れない[9]。見知らぬ人から突然話しかけられたり、お説教されたりする[9]
  • 遅鈍型 12種 からだの反応が鈍いタイプ。病気になりにくいが、だから安心という訳でもなく突然大病になるケースが多い。体重の偏りは一定不変で、何年経っても同じ結果になる[1]

[編集] 鬱散と集注 - 奇数体癖と偶数体癖

[編集] 鬱散要求体癖

1種、3種、5種、7種、9種、11種の奇数体癖は、主体的に余剰エネルギーを鬱散できるタイプとされている[1]

[編集] 集注要求体癖

2種、4種、6種、8種、10種、12種の偶数体癖は、自ら余剰エネルギーを鬱散することが少なく、周りの環境に左右されやすく、エネルギーが欠乏すると他人の関心を集めることを欲求するという[1]

[編集] 複合体癖

2つまたは3つの体癖が個人の中に混じっていることはめずらしくないとされる[1]。その場合に、顔と胴体がそれぞれ別の体癖の特徴を表していたり、体型から分かる体癖のほかに別の体癖が隠れていたりする。また高潮時つまり元気な時に奇数体癖が表れ、低潮時つまり元気の無いとき偶数体癖が表れて、体癖が交互に周期的に入れ替わるということも珍しくないという。こうしてひとつの個人の中に互いに矛盾したような性質が両立する。野口の著作の中では明記されていないようだが、文献[9]によると、たとえば1種と2種のように、同じ上下型の中の奇数体癖と偶数体癖が混ざる事は無い、としている。複合体癖については文献[1]の下巻に詳しい。

[編集] 参考文献

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd

    野口晴哉体癖 1・2』全生社 1979年

    体癖論の原典。1巻では体癖全般に対する総説と12種類の体癖それぞれについての解説、2巻ではそれらが混じり合った複合体癖の見方について述べられている。
  2. ^
    片山洋次郎『身体にきく -「体癖」を活かす整体法』文藝春秋 2007年 ISBN 9784163696201
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q
    名越康文名越式!キャラ分かり』宝島社 2005年 ISBN 4796647112
    11,12種が省略されている。人気アニメの登場キャラクターを例にわかりやすく体癖を解説。
  4. ^ a b c d e
    野口晴哉整体入門』ちくま文庫 2002年 ISBN 4480037063
    体癖論の概略について触れている。
  5. ^ a b c
    名越康文、おちまさと『キャラッ8』幻冬舎 2004年 ISBN 4344006909
    フジテレビ系列の番組グータンに出演していた精神分析医名越康文が番組の企画の中で執筆した一般向けの本だが、著者本人が野口整体を学んでおり、この本も体癖論が下敷きになっている。11,12種が省略され、1種と2種、7種と8種がそれぞれひとつにまとめられている。名越自身は9種体癖だという。
  6. ^ a b
    三枝誠『身体は何でも知っている-仕事も人生もうまくいく整体的生活術』アスペクト ISBN 9784757213708
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m
    片山洋次郎『気ウォッチング—わたしたちはみな「情報の滝」に打たれる「システムの森」の行者だ』日本エディタースクール出版部 ISBN 9784888882149
    同上『整体。共鳴から始まる—気ウォッチング』ちくま文庫 ISBN 978-4480423306
  8. ^ a b
    野口晴哉叱り方褒め方』全生社 1970年
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t
    片山洋次郎『骨盤にきく 気持ちよく眠り、集中力を高める整体入門』文藝春秋社 2004年 ISBN 4163663002
    各種体癖ごとに緊張しやすい体の部位を示している。各種体癖の間の相性を表にまとめている。
  10. ^ a b c d e
    野口晴哉嫁と姑(上・下)』全生社 1979年
    の間のむずかしい人間関係を題材に取り上げ、各種体癖間の相性や、感受性の違いに基づいたコミュニケーションの在り方を説く。
  11. ^ a b c d
    片山洋次郎『オウムと身体』日本エディタースクール出版部 1995年 ISBN 978-4888882439
    オウム真理教事件を整体と体癖の観点から論じる。
  12. ^
    岡島瑞徳『整体の岡島瑞徳が達人の身体を読む―新世紀武術身体論』BABジャパン出版局 2006年 ISBN 4894229498

[編集] 外部リンク

[編集] 関連項目


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