低排出ガス車認定制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
低排出ガス車認定制度(ていはいしゅつガスしゃにんていせいど)とは、自動車排出ガスからの有害物質の排出が、最新規制値よりどのくらい削減されているか示すための制度である。環境ラベリング制度のひとつ。
自動車が国土交通省による低排出ガス車認定制度の認定を受けると、認定されたことを示すステッカーがリアウィンドウに貼られる。この認定を受けた自動車は、排出ガスのレベルに応じて、自動車税や自動車取得税を払う際に特例措置(軽減)の対象となる。
目次 |
[編集] 平成12年排出基準
- 良-低排出ガス(G-LEV、排ガス記号TA-)
- (平成12年排出ガス規制基準値より)有害物質を25%低減させた自動車
- 平成17年規制値とあまり変わらない(排ガス記号ABA-)
- 優-低排出ガス(E-LEV、排ガス記号LA-)
- 有害物質を50%低減させた自動車
- 超-低排出ガス(U-LEV、排ガス記号UA-)
- 有害物質を75%低減させた自動車
貨物自動車は排ガス記号がCで終わる
[編集] 平成17年排出基準
- 50%低減レベル(U-LEV、排ガス記号CBA-)
- (平成17年排出ガス規制基準値より)有害物質を50%以上低減させた自動車
- 75%低減レベル(SU-LEV、排ガス記号DBA-)
- 有害物質を75%以上低減させた自動車
ハイブリッド車はBがAになり、貨物自動車は排ガス記号がEかFで終わる
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 低排出ガス車認定制度(国土交通省)
- 認定を受けた低排出ガス車に貼付することとなるステッカーのデザイン(国土交通省)