伊馬春部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
文学 |
---|
ポータル |
各国の文学 記事総覧 |
出版社・文芸雑誌 文学賞 |
作家 |
詩人・小説家 その他作家 |
伊馬 春部(いま はるべ、1908年5月30日 - 1984年3月17日)は日本の作家、劇作家。旧筆名、伊馬鵜平。ユーモア小説や放送劇などの分野で活躍。釈迢空門下の歌人としても知られる。
[編集] 人物
本名、高崎英雄。福岡県木屋瀬に生まれ、旧制鞍手中学校(福岡県立鞍手高等学校)から國學院大學に進み、ここで釈迢空に師事。
1932年創立のムーランルージュに参加、伊馬鵜平の筆名で新喜劇の脚本を執筆。のちPCLの脚本部に入る。1939年、友人の太宰治から短篇『畜犬談』を捧げられた。
1940年、NHKのテレビ実験放送における、国内初のテレビドラマである『夕餉前』の脚本を担当した。1947年、NHKの連続放送劇『向う三軒両隣り』が人気を博し、1948年には東宝から映画化された。