伊東長詮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
|
||||
| 時代 | 江戸時代中期 | |||
| 生誕 | 1736年6月27日（元文元年5月19日） | |||
| 死没 | 1778年7月17日（安永7年6月23日） | |||
| 別名 | 政之助（幼名） | |||
| 墓所 | 東京都豊島区駒込の高林寺 | |||
| 戒名 | 竜泉院英岳長雄 | |||
| 官位 | 従五位下、伊豆守 | |||
| 藩 | 備中岡田藩主 | |||
| 氏族 | 伊東氏 | |||
| 父母 | 父：伊東長丘、母：大久保教寛の娘 | |||
| 兄弟 | 伊東長詮、伊東貞通 | |||
| 妻 | 正室：五島盛道の娘 | |||
| 子 | 伊東長寛、娘（朽木昌綱室） 伊東長庚、佐野貫行 |
|||
元文元年（1736年）5月19日、第6代藩主・伊東長丘の3男として生まれる。
延享4年（1747年）6月に世子とされた。宝暦13年（1763年）9月16日の父の隠居により、家督を継いで第7代藩主となる。有能で無かった父と較べて才能に優れ、性質は温厚というまさに名君で、家臣の意見をよく聞く人物だった。ただし、一部に感情の激しいところがあり、家臣を震え上がらせたとも言われている。明和7年（1770年）に旱魃が追こって領民が苦しむと、自ら節約に努めて領民を助ける施策を講じている。
安永7年（1778年）6月23日、父に先立って死去した。享年43。後を子の伊東長寛が継いだ。
長詮が死去したとき、領民は皆悲しみに暮れたと言われている。
|
|
|
