今久保幸生
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今久保幸生(いまくぼさちお、1948年2月22日、)は、鹿児島県薩摩川内市出身の経済学者。専門は、経済政策、比較経済政策システム。
鹿児島県立川内高等学校卒。長崎大学卒業。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。京都大学博士(経済学)。博士論文は「19世紀末ドイツの工場 -電機工業の資本蓄積と労資関係」(平成6年)。現在、京都大学大学院経済学研究科教授。所属学会は、社会政策学会、社会経済史学会、経営史学会、政治経済学・経済史学会、ドイツ現代史学会。
師匠に、渡辺尚(現東京経済大学教授、元京都大学教授)をもつ。経済・社会認識の方法としてはマックス・ウェーバーを、また思想的にはインドのノーベル経済学者アマルティア・センを、それぞれ高く評価している。
[編集] 著作
[編集] 単著
- 『19世紀末ドイツの工場』(有斐閣, 1995年)
[編集] 共編著
- 渡辺尚,ヘルベルト・ハックス, ヲルフガンク・クレナーとの共編著『孤立と統合―日独戦後史の分岐点』(京都大学学術出版会, 2006年)