京阪グループ共通バスカード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
京阪グループ共通バスカード（けいはんグループきょうつうバスカード）は、京阪バス/京阪シティバス/京阪京都交通/京阪宇治バスの乗車カードの呼称である。
本項ではその前身である京阪バス専用カードに付いても記述する。
目次 |
[編集] 沿革
1999年10月1日より山科営業所管内で導入されたのが始まりである。この時は1,000円（使用可能額1,100円分。以下括弧内に使用可能額を記す）/2,000円（2,200円分）/3,000円（3,300円分）/5,000円（5,600円分）/昼間割引3,000円（3,700円分）/小児1,000円（1,100円分）の5種類が発売されていた。
翌2000年10月1日、カード利用可能エリアを大阪府下に拡大。但しこの時点では交野営業所とその支所管内は含まれていなかった。同管内に導入されたのは2002年1月15日である。これにより当時の京阪バスの路線バスでは大津営業所管内を除きカードの使用が原則的に可能となる（但し一部例外あり）。
2002年3月1日、旧・京阪宇治交通（現在は京阪バスに合併）は男山営業所にノンステップバスを6台導入し、その車両のみで先行的にスルッとKANSAIの使用が可能となり、同年10月1日より同営業所の全路線及び全車でスルッとKANSAIの使用が開始された。2003年3月1日、京阪シティバスでスルッとKANSAI/京阪バス専用カードの取り扱いを開始した。
同年10月1日、京阪バス/京阪シティバスと旧・京阪宇治交通との間でカードを共通化（旧・京阪宇治交通では自社発行によるカードの導入も実施）する事になり、京阪バス専用カードは「京阪グループ共通バスカード」（略称:京阪グループバスカード）に改称した。従来の京阪バス専用カードも旧・京阪宇治交通の路線でも使用可能となる。この際、昼間割引3,000円カードに付いては割引率を引き上げ、価格は据え置きで3,700円分から4,000円分に改訂した。尚このカードの導入により旧・京阪宇治交通では回数券が廃止され、京阪バスも回数券の発売箇所を営業所・案内所・委託発売所・バス車内から案内所のみに縮小した。
また同年12月1日より旧・京阪宇治交通田辺（現在は京阪バスに合併）及び京阪宇治バスでも使用が開始された（同時に両社とも回数券が廃止される）。
2008年3月1日、京阪京都交通でも使用が開始された。これにより京阪バスグループの内、京阪バス100%出資事業者では全てで京阪グループ共通バスカードが使用可能となった。同社でも京阪宇治バスと同様、回数券は廃止された。
現在では京阪バス/京阪シティバス/京阪京都交通/京阪宇治バスで使用可能であるが他の京阪グループ（京都バス/江若交通等）では使用出来ない。
[編集] 現行発売カードの種類
一般
- 1,000円（1,100円分利用可能）
- 2,000円（2,200円分利用可能）
- 3,000円（3,300円分利用可能）
- 5,000円（5,600円分利用可能）
大人昼間割引
- 昼間割引3,000円（4,000円分利用可能）
- 10時～16時までの乗車時に適用。
小児
- こども1,000円（1,100円分利用可能）
- 小児及び高齢者／障害者割引に使用可能。
京阪グループ共通バスカードに改称後、カードの基本デザインは2度変更されている。2007年12月発行分より、一部のカードに京阪バス高速路線の広告が掲載されている。2008年3月製作分よりカードのデザインの3度目の変更が予定されている（京阪京都交通での利用開始に伴うもの）。
[編集] 発売箇所
[編集] 京阪バス
大津を除く各営業所及び大津駅/石山駅/京都駅烏丸口/京都駅八条口を除く各案内所及び松井山手駅前リムジンセンター、樟葉駅バスカード売り場又はバス車内、委託発売所で発売。
[編集] 京阪シティバス
洛南営業所、バス車内及び委託発売所で発売。
[編集] 京阪京都交通
中山/亀岡の両営業所、案内所、委託販売所で発売。
[編集] 京阪宇治バス
[編集] 使用不可能路線
[編集] 京阪バス
大津営業所管内、コミュニティバスやわた、枚方市内100円バス、高速バス、リムジンバス、一部臨時路線等
[編集] 京阪シティバス
高速バス
[編集] 京阪京都交通
園部/篠山地区路線の一部、高速バス
[編集] 京阪宇治バス
高速バス（立命館大学 (BKC) 線）
[編集] その他
記念カードを発売する場合がある。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
 |
この「京阪グループ共通バスカード」は、バスに関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。 （P:バス/PJバス/PJバス車種） |
