京都市場駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
京都市場駅（きょうとしじょうえき）は、京都府京都市下京区朱雀堂ノ口町にあった日本国有鉄道（国鉄）の貨物駅。梅小路駅から分岐していた東海道本線の貨物支線の終点であった。
目次 |
[編集] 概要
京都市中央卸売市場第一市場の中にあった地上駅。1927年の市場開場以降、市場を発着する貨物は丹波口駅で取扱い、市場内へ専用線が敷設されていた。1976年に丹波口駅が高架化されたため、貨物施設のみが地上に残り京都市場駅として独立した。しかし、この時点ですでにトラックが普及しており大きく貨物取扱量を減らしていた。開業後も減り続け、開業から8年後の1984年2月限りで廃止された。
梅小路駅から分岐する貨物線は、同駅と丹波口駅を結ぶ短絡線（高架線）の西側を通り、卸売市場の東側へ達していた。卸売市場には貨物ホームが置かれていた。また、高架下の空間を利用して駅舎があった。
[編集] 歴史
- 1927年（昭和2年）12月1日 - 丹波口駅分岐の専用線が市場内まで開業。
- 1976年（昭和51年）3月16日 - 京都市場駅開業。一般駅。
- 1982年（昭和57年）4月1日 - 小荷物の取扱を廃止（貨物駅となる）。
- 1984年（昭和59年）2月1日 - 廃止。
[編集] 隣の駅
- 日本国有鉄道
- 東海道本線 貨物支線
- 梅小路駅 - 京都市場駅
[編集] 参考文献
- 『鉄道廃線跡を歩くVI』JTBキャンプブックス、1999年、116項
[編集] 関連項目
 |
この「京都市場駅」は、鉄道駅に関連した書きかけ項目です。 この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。 （ポータル 鉄道/ウィキプロジェクト 鉄道） |
