京都北都信用金庫

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京都北都信用金庫のデータ
統一金融機関コード	1620
理事長	細見壽彦
店舗数	47店（2006年3月31日現在）
設立日	2002年 11月5日
本店
所在地	〒573-0032
京都府宮津市字鶴賀2054番地の1
電話番号	0772-22-5121
外部リンク	京都北都信用金庫

京都北都信用金庫（きょうとほくとしんようきんこ）は、京都府宮津市に本店を置く信用金庫。

2002年（平成14年）11月に当金庫と舞鶴信用金庫・東舞鶴信用金庫・綾部信用金庫・福知山信用金庫と対等合併し、京都府北部と亀岡市などの中部をカバーする貯金積立残高7727億円の巨大信金となった。

全国の現存する信用金庫で3番目に古い歴史をもち、また地盤である京都府北部の地域貸出金シェアでは59.5％を誇り、確固とした基盤を有する信用金庫である。

[編集] 概要

旧舞鶴信用金庫本店。現在は舞鶴中央支店（舞鶴地区統括本部）となっている。

京都北都信用金庫が設立されたのは1996年（平成8年）に宮津市に本店をおく北京都信用金庫と峰山に本店をおいていた丹後中央信用金庫、網野信用金庫（本店：網野町）・また丹後の名産品で全国的に有名な丹後ちりめんの多くの業者が組合員になっている丹後織物信用組合といった、舞鶴市を除く丹後地区の4つの信用金庫・信用組合が対等合併してできたものである。その当時の預金高は約2830億円であった。

2001年初めには舞鶴市に強力な地盤を有していた東舞鶴信用金庫（本店：舞鶴市/預金高1584億円）・舞鶴信用金庫（舞鶴市/1014億円）や丹波地方に地盤を有する福知山信用金庫（福知山市/2170億円）・綾部信用金庫（綾部市/910億円）と合併協議がもたれ、金融ビックバンに備えて体力強化で意見が一致、また自己資本比率や預金高で他庫を上回っていた京都北都信用金庫が本店と庫名を残すことで合意、2002年（平成14年）11月5日に対等合併し、新生・北都信金が誕生した。

[編集] 沿革

1901年（明治34年）：宮津信用組合として発足。
1951年（昭和26年）：信用金庫法に基づき信用金庫に改組。
1970年（昭和45年）：岩滝信用金庫と合併し「北京都信用金庫」に改称。
1996年（平成8年）：丹後織物信組、丹後中央信金、網野信金と合併し、「京都北都信金」発足。
1998年（平成10年）：京都共栄銀行宮津支店の営業譲渡。
2002年（平成14年）：舞鶴信金、東舞鶴信金などと対等合併。新生「京都北都信金」誕生。
2005年（平成17年）：合併後初となる新規店舗「舞鶴港支店」を舞鶴21ビル内に開設。

[編集] 営業範囲

京都北都信用金庫の営業エリア。緑色の地域が支店があり、灰色は支店なし。

[編集] 支店営業地区

宮津市／舞鶴市／京丹後市／綾部市／福知山市／亀岡市
与謝郡／船井郡／大飯郡（高浜町）

[編集] 支店配置外営業区域

京都市（旧京北町内）／小浜市／丹波市／篠山市
大飯郡（おおい町）／南丹市／三方上中郡

[編集] 略称

京都北都信用金庫には現在、統一された略称は存在していない。しかし舞鶴を除く丹後地方では旧北京都信用金庫の略称が「きたしん」であったため、「きたしん」という略称が幅広く定着している一方、中丹地方を中心に「ほくしん」という略称も使用される事もある。ちなみに公式ホームページ上や一般的な会話のなかでは「ほくと」と表記される場合が多い。

[編集] ATMについて

京都北都信用金庫のATM・CD（他の金融機関との共同ATM・CDを除く）では、他の信用金庫のキャッシュカードでも、しんきんATMゼロネットサービスにより平日8:45～18:00の入出金、土曜9:00～14:00の出金に限り手数料が無料となる。

また、京都銀行のキャッシュカードでも、平日8:45～18:00の出金は手数料が無料、平日8:00～8:45・18:00～21:00の出金、土曜・休日9:00～17:00の出金は手数料が105円となる。

福知山市のローソン福知山野花店にはローソンATMではなく京都北都信用金庫ATMを設置している。これは、京都府北部にはローソン・エイティエム・ネットワークス（LANs）が展開されておらず、また、もともと近隣にあった川口支店が2005年11月14日に篠尾支店へ統合されたため、その代替として同年11月16日にローソン店内にATMが設置されたものである。