亡国のイージス2035 〜ウォーシップガンナー〜

『亡国のイージス2035 ～ウォーシップガンナー～』 (Boukoku no Aegis 2035: Warship Gunner) は、2005年に株式会社コーエーより発売された、福井晴敏作の小説『亡国のイージス』の30年後の世界を題材にした海戦アクションゲームである。

ゲームシステムの類似性や「ウォーシップガンナー」という副題など、同社の鋼鉄の咆哮シリーズと多くの共通点を持つが、鋼鉄の咆哮シリーズには含まれない。

[編集] 概要

鋼鉄の咆哮シリーズのゲームシステムではあるが、設計システムや描画エンジンは刷新されている。なおストーリー上、駆逐艦以外は操作できない。また、登場人物は原作に登場する者からその親族が登場し、プレイヤーが操作する艦名もいそかぜである。

注意：以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。

いそかぜ反乱事件から30年後。海上自衛隊の最新鋭護衛艦ブイウェッブ艦がホ・ヨンファを名乗る者達に強奪された。防衛庁情報局元局長の渥美大輔は、ブイウェッブ艦仕様に改装されたいそかぜによる追撃部隊を編成。その新いそかぜの艦長は反乱事件首謀者の甥宮津直基であった…。

宮津直基（声優：田中秀幸）: いそかぜ艦長。海上自衛官としては優秀な人物であるが、宮津弘隆の甥であるため、海上自衛隊上層部はその存在を持て余していた。
渥美大輔（声優：掛川裕彦）: 防衛庁情報局特別顧問。元局長で、いそかぜ反乱事件の際は内事本部長として工作員による作戦を指揮した。敵が多い宮津たちを影ながらサポートする。
浅生浩二（声優：島田敏）: いそかぜ副長。昼行灯で仕事にやる気がない。しかし真面目な宮津艦長と戦ううちに職務をきちんと果たしていく。
菊政聡美（声優：冬馬由美）: いそかぜ通信長。仕事には真面目だが頭が固いため浅生副長と衝突する事がしばしば。
ジェフリー・スタンフォード（声優：郷里大輔）: アメリカ海軍第8艦隊司令。ブイウェッブ艦奪還のため一時共同戦線を張る。宮津たちいそかぜクルーを見下している。
ホ・ヨンファ（声優：置鮎龍太郎）: 今回の事件の首謀者。いそかぜ反乱事件の首謀者と同じ名前だが正体は不明。
少女（声優：佐藤朱）: 謎の少女。戦いのうちに宮津の前に突如現れる。

『システムL』はローレライシステムの後継機と思われる。

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