五月祭
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五月祭(ごがつさい)とは、古代ローマの祭に由来する。5月1日に、豊穣の女神マイアを祭り供物が捧げられた。夏の豊穣を予祝する祭りと考えられている。現在では、ヨーロッパ各地で、キリスト教伝来以前にさかのぼる起源をもつ、春の訪れを祝う日として定着している。英語では Mayfair, Mayday などと呼ぶ。
この日は、メイポール(字義通りには「五月の柱」)とよばれる柱を立て、リボンや緑の枝などでかざり、その周りで人々が踊る。また未婚の女性からメイクイーン[1](同「五月の女王」)を選ぶなどの遊びをする。
[編集] ヴァルプルギスの夜
[編集] 脚注
- ^ ジャガイモの品種名はこれに由来する。