中村邦夫
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中村 邦夫（なかむら くにお、1939年7月5日 - ）は、滋賀県出身の松下電器産業の会長である。
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[編集] 人物
滋賀県立彦根東高等学校から大阪大学経済学部に進学。松下を改革した人物として有名であり、2008年10月に社名を「パナソニック株式会社」へ変更するきっかけを作った。通称「幸之助神話」を壊した男。現在東京都目黒区在住。
中村社長体制がスタートすると、松下幸之助の娘婿・松下正幸副社長が副会長に就任し、事実上、松下家による世襲は崩壊した。
[編集] 経歴
- 1939年 7月5日 滋賀県に生まれる
- 1962年 3月 大阪大学経済学部を卒業
- 1962年 4月 松下電器産業株式会社へ入社
- 1985年 11月 同社家電営業本部首都圏家電総括部 東京商事営業所 所長
- 1989年 4月 アメリカ松下電器株式会社 パナソニック社 社長
- 1992年 6月 イギリス松下電器株式会社 社長
- 1993年 6月 松下電器産業株式会社取締役に就任
[編集] 中村改革
2000年6月、松下電器産業の社長に就任した中村は、「創造と破壊」をスローガンに、聖域のない松下改革に取り組むことになる。 2003年4月、ナショナルショップのネットワークを売り上げ増により積極的で、かつ高い技術力と豊富な商品知識を備えた店のみを厳選・（全国約5,000店に）再編する「スーパープロショップ」制度を立ち上げた。
[編集] 関連書籍
中村邦夫「幸之助神話を壊した男」森和夫著 日経ビジネス人文庫
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