レディバード (砲艦)
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レディバード (HMS Ladybird) は、イギリス海軍のインセクト級砲艦。艦名のレディバードは英語でテントウムシのことである。1916年に建造され、はじめドナウ川に配備されたが、後に中国に移動され、揚子江で活動していた。
1937年12月11日、日中戦争の南京攻略戦の際、日本軍が中国籍の船と誤認してレディバード及び同型艦のビーに砲撃を加え被害を与えるという事件があり、日本がイギリスに陳謝した。その後地中海に移され、バルディア砲撃やアブステンション作戦などに参加した。
1944年5月12日にトブルクで空襲にあい、ドイツ軍のJu 87急降下爆撃機の攻撃で損傷して着底したが、艦の上部は海面から出ていたため、その後も7.6cm砲やポムポム砲が対空砲として利用された。