ルイス・マルティネス
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ルイス・マルティネス(Luis Martinez , 1980年1月20日 - )は、ドミニカ共和国出身のプロ野球選手(投手)。日本では中日ドラゴンズに所属していた。左投左打。
1996年のドラフト外でミルウォーキー・ブルワーズに入団し、2003年にメジャー昇格、4試合に登板して0勝3敗。2004年にはアリゾナ・ダイヤモンドバックス、セントルイス・カージナルス、コロラド・ロッキーズにマイナー契約で所属した。198センチの長身からの速球を武器に、荒削りながら奪三振の多い投手として注目された。
2005年に中日に入団。リリーフ投手は豊富だが先発投手が不足するチーム事情の中、先発投手として活躍。当初は牽制やクイックモーションなどの細かいプレーに難があると指摘されたが、それらの問題点は解消されつつある。一軍の初登板は5月の交流戦であり、安定感のある投球で見事に先発ローテーションを守った。同年入団の中田賢一ともにチームを救った。2006年は開幕からローテーションを守るものの、前年の安定感が影を潜めたどころか、不安定な部分が露呈された。同年オフには金銭面で球団側と折り合いがつかず、本人の米球界復帰希望もあって、12月25日退団が決定して自由契約となった。2007年4月に台湾プロ野球・La Newベアーズに入団が決定。
2004年2月にドミニカ共和国で発砲事件の容疑で指名手配されたが、後に相手が銃を持っていたための正当防衛であったことが明らかになり、大事には至らなかった。
趣味はテレビゲーム。また、温泉や大相撲も好きで、高見盛のファンでもある。
[編集] 略歴
- 身長・体重198cm、91kg
- 投打左/左
- 出身地 ドミニカ共和国
- 球歴・入団経緯 シビリオ高-ブルワーズ-ロッキーズ3Aスプリングス-中日ドラゴンズ(2005年~2006年)-La Newベアーズ(2007年~)
[編集] プロ時代の戦歴
通算成績(2006年シーズン終了時)
- 41試合 14勝13敗0セーブ 163奪三振 防御率3.81