リフレクティング・プール
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リフレクティング・プール(英語名Reflecting Pool)は、アメリカ合衆国首都ワシントンD.C.のナショナル・モールに広がる人口の池の名称。ナショナル・モール西端のリンカーン記念館前面から、第二次世界大戦記念碑を隔てて中心に聳え立つワシントン記念塔まで伸びている。また、アメリカ合衆国議会議事堂及びユリシーズ・S・グラント・メモリアル前にも広がっており、こちらはキャピタル・リフレクティング・プールと称される。
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[編集] 概要
ワシントンD.C.にあるリフレクティング・プールとしては、リンカーン記念館の東面前方に真っ直ぐに位置している方のリフレクティング・プールがよく知られているようである。プール自体は上の画像に同じく、ワシントン記念塔に向かって長く長方形に伸びている。「リフレクティング(反射)」と名の付く通り、特に晴れの日にはプールがワシントン記念塔をくっきりとその水面に映し出すのが見られ、また日中での日光や、夜間にライトアップされるリンカーン記念館をも美しく反射させる。
プールはナショナル・モールの西端に位置し、全体の大きさは長さおよそ618メートル(2029フィート)、横幅がおよそ51メートル(167フィート)である。深さは両端の部分で46センチメートル(18インチ)程しかなく、プールの中心部は76センチメートル(30インチ)と端よりやや深い。また、プール全体の水はおよそ2550万リットル(675万ガロン)あるとされる。
またナショナル・モール東端に位置するアメリカ合衆国議会議事堂のちょうど西側にもプールが設置されており、こちらはキャピタル・リフレクティング・プールという呼称である。これは南北戦争で北軍を勝利に導いた、アメリカ合衆国第18代大統領ユリシーズ・S・グラントの栄誉を称え設計された、ユリシーズ・S・グラント・メモリアルにも近接している。
[編集] その他
リンカーン記念館前方のリフレクティング・プールは、映画「フォレスト・ガンプ」の中で、トム・ハンクス扮するフォレスト・ガンプとロビン・ライト・ペン(映画撮影当時の名前はロビン・ライト)扮するジェニー・カランが、プールの中心で抱き合うシーンは有名。他、数本の映画にも登場し、またポストカードやポスターの写真にはワシントン記念塔やリンカーン記念館を水面に反射させている描写が数多く見られる。
[編集] ギャラリー
キャピタル・リフレクティング・プールと背後に建つ議会議事堂。画像右側がアメリカ植物庭園である。 |