リバプール・ストリート駅
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リバプール・ストリート駅 (Liverpool Street station、または London Liverpool Street) は、イギリス都心部、金融街で有名なシティ・オブ・ロンドン(シティ)の北東に位置するターミナル駅である。
ビショップスゲート (Bishopsgate) 及びリバプールストリートの入口にある。この駅の西側にある小規模なショッピング・モールはブロードゲートサークル (Broadgate Circle) に繋がっている。ここはネットワークレール (Network Rail) によって運営されている17の鉄道駅のうちの1つである。この駅の運賃区分はトラベルカード (Travelcard) ゾーン1に含まれる。
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[編集] 歴史
この駅はグレート・イースタン鉄道 (Great Eastern Railway) によって1874年に開業した。ここは同社の主任技士エドワード・ウィルソン (Edward Wilson)によって設計され、元々王立ベスレム病院が建っていた場所に建設された。
この駅は第一次世界大戦中に、ドイツ空軍 Gotha bomber 航空機による攻撃をロンドンの中で最初に受けた場所である。1917年5月の空襲では1,000ポンド爆弾により162人が死亡した。
[編集] 路線
リバプールストリートはロンドン・スタンステッド空港、ケンブリッジ、ローストフト、グレートヤーマス、ノリッチ、イプスウィッチ、チェルムズフォード、コルチェスター、ブレイントゥリー (Braintree)、及びハリッジ港を含む東部イギリス、同じように北東の多くの郊外の駅への運行を行っている。ここはロンドンの中でも繁栄しているコミューター駅の1つである。ハリッジ ( Harwich) へのデイリー急行列車はハリッジから Hoek van Holland へのフェリーに接続している。リバプールストリートからの列車はリヴァプールへ運行を行ってない。
リバプールストリート (Liverpool Street) 駅 | ||||
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英国鉄道 (ナショナル・レール) |
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( 終 点 ) |
ナショナル・エクスプレス・イースト・アングリア Romford Lea Valley 線および Romford Lea Valley線経由ウエスト・アングリア本線 |
ベスナル・グリーン駅 (郊外方面) |
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( 終 点 ) |
ナショナル・エクスプレス・イースト・アングリア グレート・イースタン本線 |
ストラトフォード駅 (東方向・郊外方面) |
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( 終 点 ) |
c2c リバプール・ストリート~バーキング間運行 (ごく少数) |
[編集] ロンドン地下鉄駅
ロンドン地下鉄駅の接続はサークル線、メトロポリタン線、ハマースミス&シティー線上に sub-surface プラットホーム (1875年に開業) を設けている。3路線共通の西側の駅はムーアゲート駅 (Moorgate) であり、東側の駅は環状線及びメトロポリタン線のアルドゲイト駅 (Aldgate) である。ハマースミス&シティー線の次の駅はオルドゲイト・イースト駅 (Aldgate East) である。
[編集] ロンドン地下鉄隣接駅
リバプール・ストリート駅 Liverpool Street |
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バンク駅 (西行き) |
セントラル線 | ベスナル・グリーン駅 (東行き) |
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ムーアゲート駅 (西行き、反時計回り) |
サークル線 | アルドゲイト駅 (東行き、時計回り) |
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メトロポリタン線 | ||||
ハマースミス&シティー線 | アルドゲイト・イースト駅 (東行き) |