リック・アストリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
リック・アストリー(Richard Paul Astley、1966年2月6日-)は、イギリスの歌手。
目次 |
[編集] プロフィール
イギリスのランカシャー州で生まれ、歌手活動をしていたときに音楽プロデューサーのピート・ウオーターマンに見出される。華奢なルックスに似合わないソウルフルな声が特徴である(これは当時、「リッチー&ビューティーな歌声」といわれていた)。
1987年にストック・エイトキン・ウオーターマンのプロデュースの元リリースした「Never Gonna Give You Up」と、それに続く「Together Forever」が世界的な大ヒットとなりスターダムにのし上がる。日本でもバブル景気真っ只中のディスコブームに乗り大ヒットとなり、三ツ矢サイダーのテレビCMにも出演するようになった。
その後、1990年代に入りしばらくの間は人気が低迷するものの、2005年にリリースしたアルバム「Portrait」がイギリス国内チャートの26位にまで上がり、見事に人気が復活した。
「Never Too Much」などのディスコヒットで有名な、故ルーサー・ヴァンドロスの大ファンで、リック・アストリーの歌声は、ルーサー・ヴァンドロスからの影響でないかといわれている。
[編集] 主な作品
[編集] アルバム
- 1987年 Whenever You Need Somebody
- 1988年 Hold Me in Your Arms
- 1991年 Free
- 1993年 Body & Soul
- 2001年 Keep It Turned On
- 2005年 Portrait
[編集] シングル
- 1987年 "Never Gonna Give You Up"
- 1987年 "Whenever You Need Somebody"
- 1988年 "Don't Say Goodbye"
- 1988年 "Together Forever"
- 1988年 "She Wants To Dance With Me"
- 1988年 "Take Me To Your Heart"
- 1989年 "Hold Me In Your Arms"
- 1989年 "Giving Up on Love"
- 1991年 "Cry For Help
- 1993年 "Hopelessly"
- 1994年 "The Ones You Love"
- 2001年 "Sleeping"