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リコー・GRデジタルシリーズ - Wikipedia

リコー・GRデジタルシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

リコーGRデジタル
リコーGRデジタル

リコー・GRデジタルシリーズは、高画質銀塩コンパクトカメラ"GRシリーズ"のデジタルカメラ版。

目次

[編集] 概要

ライカ判換算28mm相当の低歪な単焦点広角レンズ、7枚羽根絞り、マグネシウム合金ボディ等のコンパクトデジタルカメラとしては異例の構成を採用。コストや利便性の追求が最優先されるコンパクトデジタルカメラの中にあって、高画質で趣味性の高いカメラとして高い評価を受け、後継機のGRデジタルIIが発売されるまで、ライフサイクルの短いデジタルカメラとしては異例な2年以上にわたるロング・セラーを続けた。

後継機のGRデジタルIIでは、画素数の増加、新画像処理エンジンの採用といった基本機能の強化や種々の改良が行われているが、基本的なコンセプトやデザインはGRデジタルを踏襲している。

[編集] 歴史

  • 2002年 - コンセプトモデルがリコー社内で提案された。赤く塗られた左側面が拡張スロット部となっていた。
  • 2005年8月30日 - GR BLOG開設。
  • 2005年8月31日 - GR BLOGで「画質を追求したコンパクトデジタルカメラ」を9月13日に発表すると公表。
高画質コンパクトカメラ「GRシリーズ」のコンセプトを受け継いだデジタルカメラの「お客様向け新製品発表会」を9月13日に開催すること、また専用ブログ上で参加者を募集することを公表した。商品名や発売日、価格、スペックなどは9月13日までに決定するとした。
  • 2005年9月13日 - GRデジタル発表
一般向け発表会を東京都内で開催。GR BLOGで公募した一般ユーザー100人が参加した。一般向け発表会に先立って行なわれた報道向け発表会で、リコーの坂巻資敏常務執行役員が「GRデジタルは銀塩のGRがデジタル化されたもの」と発言したことに触れ、この発表会では「銀塩GRからシームレスに移行できるもの」とした。参加者は、GまたはRが名称に付くカメラを持参することが条件とされた。
  • 2005年10月21日 - GRデジタル発売
  • 2005年11月 - 豪CAMERA Magazine Imaging Award で Consumer Camera of the Year 受賞
  • 2005年11月 - 豪SmartHouse誌 Best of the Best 受賞
  • 2005年12月 - iFデザイン賞 2006 受賞
  • 2006年1月17日-2月9日 - GRデジタルフォト&キャッチコピーコンテスト開催
  • 2006年3月24日 - 機能拡張ファームウエア2.01をリリース
  • 2006年4月 - TIPA Awards 2006 で Best Prestige Camera in Europe 2006 受賞
  • 2006年5月 - カメラグランプリ2006 / カメラ記者クラブ特別賞受賞
  • 2006年6月1日-7月31日 - 受賞記念プレミアムリングプレゼントキャンペーン実施
  • 2006年7月28日 - 機能拡張ファームウエア2.10をリリース
  • 2006年11月22日 - 機能拡張ファームウエア2.20をリリース
  • 2006年11月24日 - 一周年記念モデル発売
  • 2007年3月30日 - 機能拡張ファームウエア2.30をリリース
  • 2007年10月13日 - GRデジタルの生産終了を発表
  • 2007年10月30日 - GRデジタルII発表
  • 2007年11月22日 - GRデジタルの機能拡張ファームウエア2.40をリリース
  • 2007年11月22日 - GRデジタルII発売
  • 2008年3月27日 - GRデジタルIIの機能拡張ファームウエア2.00をリリース

[編集] GRデジタルの主な仕様

  • 記憶媒体:SDメモリーカード(SDHC未対応)、マルチメディアカード、内蔵メモリー(26MB)
  • 撮像素子:1/1.8型原色CCD
  • 有効画素数:813万画素(総画素数830万画素)
  • 主な記録画像解像度(静止画):3264×2448≒799万ピクセル(4:3)、3264×2176≒710万ピクセル(3:2)
  • ホワイトバランス:オート、固定(屋外/曇天/白熱灯/蛍光灯/手動設定/詳細設定)、ホワイトバランスブラケット機能
  • ファインダー:別売ファインダー対応
  • 液晶モニター:2.5型低温ポリシリコンTFT液晶(約21万画素)
  • レンズ
    • 焦点距離:f=5.9mm[1]
    • 明るさ(F値):F2.4〜F11
    • レンズ構成:5群6枚、絞り枚数7枚
  • 測光方式:TTL-CCD測光、256分割マルチ測光/中央重点測光/スポット測光
  • 感度:ISO64〜1600
  • 露出補正:1/3ステップ、±2段、オートブラケット機能
  • フォーカス
    • 外光パッシブ方式とCCD方式の2つの測距方式を備えた「ハイブリッドオートフォーカスシステム」
    • マニュアルフォーカス
    • スナップモード
    • ∞固定
  • シャッター速度:1/2000〜180秒
  • フラッシュ
    • 対応フラッシュ:シグマ製外部フラッシュ使用時SA-TTL調光制御に対応
    • 内蔵フラッシュ:内蔵ポップアップ式
  • グリップ:ゴム製
  • 電源:リチャージャブルバッテリー×1/ACアダプター/単四型電池×2
  • 大きさ・重量(幅×高さ×奥行き):107.0mm×58.0mm×25.0mm(突起部含まず)、約170g(電池等除く)

[編集] GRデジタルIIの主な仕様

  • 記憶媒体:SDカード、SDHCカード、マルチメディアカード、内蔵メモリー(約54MB
  • 撮像素子:1/1.75型原色CCD
  • 有効画素数:有効画素1001万画素(総画素数1030万画素)
  • 主な記録画像解像度(静止画):3648×2736ピクセル、2736×2736ピクセル(スクエアモード)
  • ホワイトバランス:オート/屋外/曇天/白熱灯/蛍光灯/手動設定/詳細設定、ホワイトバランスブラケット機能
  • ファインダー:別売外部ファインダー対応
  • 液晶モニター:2.7型 透過型アモルファスシリコンTFT液晶、約23万画素
  • レンズ
    • 焦点距離:5.9mm[2]
    • 明るさ(F値):F2.4〜F11(オート撮影モード時F7.1以上はNDフィルター併用)
    • レンズ構成:5群6枚(非球面レンズ3面2枚)、絞り枚数7枚
  • 測光方式:マルチ(256分割)/中央重点測光/スポット測光
  • 感度:AUTO/AUTO-HI/ISO80/100/200/400/800/1600
  • 露出補正:マニュアル補正[3]、オートブラケット機能[4]
  • フォーカス
    • フォーカスロック、オートフォーカス補助光あり。
    • 「ハイブリッドオートフォーカスシステム」は廃止された。
    • CCD方式マルチオートフォーカス/CCD方式スポットオートフォーカス
    • マニュアルフォーカス
    • スナップモード
    • ∞固定
  • シャッター速度:180、120、60、30、15、8、4、2、1〜1/2000秒
  • フラッシュ
    • 対応フラッシュ:シグマ製外部フラッシュ使用時SA-TTL調光制御に対応
    • 内蔵フラッシュ:手動ポップアップ式
  • グリップ:GX100と同様熱可塑性エラストマー前後二分割貼り()
  • 電源:リチャージャブルバッテリー×1/ACアダプター/単四型電池×2
  • 大きさ・重量(幅×高さ×奥行き):107.0mm×58.0mm×25.0mm(突起部含まず)、約168g(電池等除く)
  • その他GRデジタルとの変更点:GRデジタルと外観/寸法にほとんど違いがないとはいえ、フラッシュポップアップレバーの新設などをすることもありマグネシウム合金ボディ・外装を金型段階から新しく起こし直している。スペック表には出てこないが、電源ボタンはオン時に点灯するようになり、誤動作防止のためにボタン周りはGRデジタルIIのほうがより深くえぐれている。背面液晶が2.7inchに変更になった理由としては、従来採用の2.5inch液晶パネルが生産中止になってしまったからということがある。液晶の大型化に伴うスペース不足で、押すことも回すことも出来た後ダイヤル/ボタンが左右に振るレバーに変更されてしまった[5]

[編集] 主なオプション

外部ファインダ(GV-1)
光学式の外部ファインダーで、ホットシューに取り付けて使う。21mm / 28mm相当用のフレームがついている。
外部ファインダ(GV-2)
28mm専用だがGV-1よりも小型化され、装着状態でも専用ケースGC-2に納まる。
ワイドコンバージョンレンズ(GW-1)
ライカ判カメラ換算21mm相当のワイドコンバージョンレンズ。装着には、アダプター(フード&アダプター GH-1として発売)が必要。
テレコンバージョンレンズ(GT-1)
ライカ判カメラ換算40mm相当のテレコンバージョンレンズ。装着には、アダプター(フード&アダプター GH-1として発売)が必要。
ソフトケース(GC-1)
ベルト通し付きの革ケース。外部ファインダやワイドコンバージョンレンズやテレコンバージョンレンズやフードを装着した状態では収納できない。
ソフトケース(GC-2)
GV-2装着状態でも収納できる。

[編集] バリエーション

特別限定カラーモデル(GRデジタル2006リミテッドモデル)
ボディ上部が赤色に塗装されたモデル。赤とシルバーの2色のリングキャップが添付されている。ホットシュー横には「2006 Limited」のプリントがある。
2006年1月17日-2月9日に開催されたGRデジタルフォト&キャッチコピーコンテストの受賞者に副賞として贈られた[6]。非売品。
一周年記念モデル
イラストレーター寺田克也のデザインによる限定モデル。青空に雲を配したライトブルーのボディに、レンズ横とホットシュー横に金色の天使のイラストを配した非常に個性的なモデル。グリップ部もやや落ち着いた青色とされている。液晶の終了画面も専用にカスタマイズされている。
2006年11月24日に、GRデジタルの発売1周年、及び、GRシリーズの発売10周年を記念して発売された。全世界で1,000台の限定生産。
プレミアムリング
赤・青・金の3色のリングキャップ。
カメラグランプリ2006 / カメラ記者クラブ特別賞受賞を記念して、2006年6月1日-7月31日に行われた受賞記念プレミアムリングプレゼントキャンペーンにおいて、コメントを寄せたユーザー全員に希望の1色のリングキャップがプレゼントされた。非売品。

[編集] カスタマイズサービス

東京(銀座)・横浜市(新横浜)・大阪市(江坂)の三カ所で、次の3つのカスタマイズ受け付けを行なっている。宅配不可。

  • レリーズボタンアジャストサービス - シャッターレリーズボタンを押す際の重さを3段階「軽め(-2)・やや軽め(-1)・標準・重め(+1)」に微調整する。サービスセンター窓口にはそれぞれのサンプル機があり、実際に確認してから注文できる。価格:3,150円(税込)
  • レンズネームリング交換サービス - マクロ撮影などでレンズ表記が写り込むのを嫌うユーザーを想定しレンズ鏡胴の「GRLens f=5.9 1:2.4」の標記部分をブラックタイプに交換する。価格:2,100円(税込)
  • AE / AWBアジャストサービス - 2台以上の自動露出/オートホワイトバランスの個体差を近づけるように微調整する。価格:4,200円(税込)

[編集] 補足事項

[編集] 銀塩GRシリーズで実現できていてGRデジタルシリーズでは叶わなかったこと

  • 銀塩GRシリーズは製造工程上の都合から前面外装のみアルミニウム合金だったため機種ロゴマークを立体的なダイアカット加工できたが、GRデジタルでは前面外装もマグネシウム合金となったため同様な加工をすることはできず、機種ロゴはプリントに変更された。
  • 銀塩GRシリーズと違い、フラッシュの発光禁止/低輝度時自動発光/強制発光の切り替えが、独立したメカニカルスイッチではなく、メニューから選ぶようになった。
  • 銀塩GRシリーズはグリップ部はフィルムのパトローネを収納できる最低限の厚みでレンズ部は非常に薄かったが、GRデジタルはレンズ部が数ミリメータ出っ張ってしまってグリップ部と大差ない厚みになってしまった。尚、銀塩GRシリーズの意匠のイメージを残すため、レンズ周りのボディは薄くなってレンズが突出している。
  • 銀塩GRシリーズと違って、光学ファインダを持たない。勿論、EVF(電子ビューファインダー)も持たない。外付けの光学ファインダは別売で用意されているが、装着時には専用の革ケースに納まらなくなる。尚、後出のGX100には標準で外付けのEVFが付属するが、装着しても専用ケースに納まる点はGRデジタルよりも進歩している[7]。その後、GRデジタルIIと同時に小型ファインダGV-2、GV-2装着状態でも収納できる革ケースGC-2が発売された。
  • 銀塩GRシリーズに付属の革ケースはカメラの形状にフィットする形状で柔らかい材質であるが、GRデジタル用の別売の革ケースGC-1は直方体に近い形状で少々硬い材質である。

[編集] 脚注

  1. ^ ライカ判換算28mm相当。
  2. ^ ライカ判換算28mm相当
  3. ^ +2.0~-2.0EV 1/3EVステップ。
  4. ^ -0.5EV、±0、+0.5EV /-0.3EV、±0、+0.3EV。
  5. ^ 押すことは出来る。
  6. ^ 副賞はこれだっ! / 社員奮闘記 / GR BLOG | Ricoh Japan
  7. ^ 但しGX100専用ケースにはベルト通しが付いていない。

[編集] 関連項目

  • Caplio - リコーのデジタルカメラのブランド(※GRデジタルシリーズは含まれない)。

[編集] 外部リンク

[編集] 脚注

他の言語


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