ヤン・スエ
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| 楊斯 ヤン・スエ |
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|---|---|
| 出生 | 1938年7月3日 中華人民共和国広東省 |
| 職業 | ボディビルダー、俳優 |
| 各種表記 | |
| 簡体字 | 杨斯 |
| 繁体字 | 楊斯 |
| ピン音 | Yáng Sī |
| 和名表記 | ヤン・スエ |
| 発音転記 | ヨン・シー（広東語） ヤン・スー（北京語） |
| ラテン字 | Yang Sze/Yang Si/Yeung Sze |
| 英語名 | Bolo Yeung |
ヤン・スエ（楊斯, Yang Sze, 別名 ボロ・ヤング（Bolo Yeung）, 1938年7月3日 - ）は、香港のボディビルダー、俳優。
[編集] 概要
広東省出身で元香港ボディビル・チャンピオン。もともとは中国本土からの難民だった。香港へは一人で海を泳いで来たという。 ブルース・リー主演『燃えよドラゴン』のボロ役で鮮烈な印象を与え、特に海外ではこの役名で覚えられてしまったため、役名をそのまま芸名としてボロ・ヤングと名乗る。今でもこちらの名前のほうが海外では通りが良い。その後も数多くの映画に出演。現在はアメリカ合衆国在住。 ジャン＝クロード・ヴァンダムと競演した映画『ダブル・インパクト』ではさらにサイズアップした筋肉隆々の身体を披露。ヴァンダムと息詰まる格闘シーンを演じた。このほか映画『ブラッド･スポーツ』でも二人は競演している。 ＴＶ『Gメン'75』等日本では悪役のイメージが強いが近年では正義のヒーロー的な役どころが多くなっている。近年、アメリカでは特撮を使わない彼の本物志向のアクションを支持するファンも多い。
[編集] 特記
- ブルース・リーのソックリさん映画など「B級」と呼ばれる映画に数多く出演している事から、一部ファンからは「仕事を選ばない」とまで言われている。
- 息子のジェフリー・ヤンもボディビルダー。
- ブルース・リーを大変尊敬しており香港では『パーラメント』のＣＭに出演し『カンフー映画はブルース・リー。タバコはパーラメント！！』というセリフで知られていた。
- Gメン'75へはもともとは倉田保昭と旧知の仲だったので、彼の誘いで出演したという。日本語が全く分からないので撮影中は通訳も兼ねていた倉田の後をいつもついて歩いていたという。
- Gメン'75の香港空手シリーズで草野泰明刑事（倉田保昭）の敵として出演していた。毎回、草野刑事に殺されるが、香港空手シリーズには繰り返し出演していた。Gメン'75の香港カラテロケ編で悪の組織（香港チャイニーズコネクション、香港コネクション、香港ギャング、他多数）の用心棒役といえば必ずこの人である。続編のGメン'82の香港編では金剛拳という怪しげな拳法を駆使し火を噴いていた。
- 香港で開催されたボディビルの大会を主催する。
- スマートとは言い難い筋肉隆々の身体で独特のアクションを見せる。特にパンチを打つ際に横を向きながら拳を出すクセはほとんどの出演作で見られる。
