ヤメ判
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ヤメ判(ヤメはん)あるいはやめ判(やめはん)とは、日本において裁判官を辞めた者をいい、通常はその後弁護士になった者をいう俗称。元裁判官(字義上は「元判事」だが判事補で裁判官を辞めた者も通常含まれる)。
[編集] 概要
この用語の存在の背景には、判事は通常は定年まで勤務するものだろうという通念がある。また、判事をやめた人は、他の職業をやめた人と比べると独特の状況におかれているということをほのめかすために用いられることがある。また、判事をやめて他の仕事を始めた人の仕事の進め方は、他の弁護士と何かしら異なることが多いという意味や気持ちをこめて用いられることもある。