メントーズ
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メントーズ(Mentors)は、カナダ制作のテレビドラマ、教育番組である。日本ではNHK教育テレビで毎週木曜日午後7時から放送されている。
(現在放送中のメントーズは第2シーズンで第1シーズンの主人公が遠くの学校に入学し、主人公のいとこの姉弟が「ビジクロン」を受け継いでいる。第2シーズンは、全26話の構成になる。)mentorは、英語で「指導者、先師、先生」といった意味。学校の先生というよりは、弟子に対して師匠といったニュアンスが強い。番組の中では、軍人、科学者、発明家、小説家、冒険家などが子ども達の指導者役を務めることになる。
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[編集] ストーリー
コンピュータの天才で優等生の「オリバー・ケイツ」が発明した過去から偉人たち(メントーズ)を呼び出せるタイムマシン「ビジクロン」を使い呼び出した過去の偉人たちとのふれあいを通して成長していく少年たちの姿を描く。青少年向けではあるが、偉人たちの業績を楽しく学べ、大人が見ても十分楽しめる。舞台はカナダのエドモントンである。
[編集] 登場人物
第一シーズン
第二シーズン
- スティービー・ミッチェル(サイモン・ケイツ役 池田恭祐吹き替え)
- サマンサ・クルツフェルト(クリスタル・ケイツ役 森理恵吹き替え)
- ブライアン・マーテル(ノーム・ケイツ役 横島亘吹き替え)
- ジェーン・サワビー(ペギー・ケイツ役 葛城七穂吹き替え)
- 佐久田修(ビジクロン役)
[編集] オマージュ
映画やテレビドラマへのオマージュとみられる回が幾つも有る。
- 1st season No.4(NHK版 第 4話)(ルイス・キャロルの回)は、『不思議の国のアリス』へのオマージュ。
- 2nd season No.1(第14話)(アーサー・コナン・ドイルの回)は、『Xファイル』へのオマージュとして、同役をウィリアム・B・デイヴィスが演じている。また、地名と時間を示す字幕の出方やエピソードの原題が『The Truth is in Here(真実はここにある)』であることや真相を主人公達の気付かない形でラストを見せる演出などからもそれがうかがえる。ちなみに、日本語版では、ヘビースモーカー(劇中起こる怪事件の犯人)をビデオ版『Xファイル』でスモーキング・マンを吹替えた小島敏彦が演じている。
- 3rd season No.4(NHK版 第30話)(ウィリアム・ランドルフ・ハーストの回)は、オーソン・ウェルズの『市民ケーン』へのオマージュとして、「バラのつぼみ」がラストシーンに来ている。
- 4th season No.11(NHK版 第50話)(マタ・ハリの登場回では、『スパイ大作戦』へのオマージュとして、スパイグッズの紹介が行われていた。