ミリ・ベン・アリ
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ミリ・ベン・アリ(Miri Ben-Ari、本名:不明、1978年-)は、イスラエル、テルアビブ出身の女性ヒップホップヴァイオリニスト。
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[編集] 概要
アイザック・スターンやユーディ・メニューインの奨学金で6歳の頃にヴァイオリンを購入、イスラエル軍の楽団に帯同しながら音楽の腕を磨く。
ニューヨークにジャズの勉強のために留学。ベティ・カーター(Betty Carter)やウィントン・マルサリス(Wynton Marsalis)を師と仰ぎ(その後両者はアルバムやライブでも競演)、モータウンと契約し初のジャズアルバムを『Sahara』をリリース。その後ウイントン・マルサリスと競演したアルバム『Song Of The Promised Land』をリリース。
ブルーノートのライブ等に参加しつつ、中東の平和と反戦を歌った曲、ワン・ワールドの『Peace In The Middle Of East』をプロデュース。2001年にはヒップホップアーティストのフージーズ(Fugees)とワイクリフ・ジョン(Wyclef Jean)で初めて競演。
その後ジェイ・Zのライブにバックバンドとして参加。共に2005年リリースのカニエ・ウェストのアルバム『The College Dropout』やトゥイスタの『Kamikaze』に参加し、プロモーションビデオやライブで軽快なヴァイオリンの音を響かせた。
2005年にはヒップホップ・ヴァイオリニストとして初のアルバム『The Hip-Hop Violinist』をリリースした。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] アルバム
- サハラ - Sahara(1999年)
- テンプル・オブ・ビューティフル - Temple Of Beautiful(2003年)
- ザ・ヒップホップ・バイオリニスト - The Hip-Hop Violinist(2005年)
[編集] シングル
- サンシャイン・トゥ・ザ・レイン - Sunshine to the Rain(2005年)
- ウイ・ゴナ・ウィン - We Gonna Win(2005年)
他多数MIXCDや未正規品が多数リリースされている。