マエストラーレ級フリゲート
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マエストラーレ級フリゲート(frigate classe maestrale)は、イタリア海軍のフリゲートの艦級。
ルポ級フリゲートの後継艦として、1983年から全部で8隻就役した。ルポ級との相違点は船体が巨大化しているのでヘリコプターを1台多く搭載できること、ソナーが強化され、対潜能力に大幅な向上が見られることである。2010年ごろに、次世代のフリゲートと入れ替わる予定。
[編集] 主要諸元
- 排水量:3,040トン
- 全長:122.7メートル
- 全幅:12.9メートル
- 動力:CODOG方式のガスタービン2基で50,000馬力
- 速度:32ノット
- 航続距離:11,100km/15ノット
- 武装:対艦ミサイル発射筒×4、(テセオ)、アルバトロスミサイル発射機(艦対空ミサイルアスピデ)、127mm砲、40mm連装対空砲、324mm対潜魚雷発射管×6、533mm魚雷発射管×2
- 乗員:232名
[編集] 同型艦
- マエストラーレ(F 570)
- グレカーレ(F 571)
- リベッチオ(F 572)
- シロッコ(F 573)
- ゼッフィーロ(F 574)
- アリセオ(F 575)
- エウロ(F 576)
- エスペロ(F 577)