マイク・デュプリー
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マイク・デュプリー(Michael Dennis Dupree , 1953年5月29日 - )は、アメリカ合衆国カンザス州カンザスシティ出身の元プロ野球選手(外野手)。
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[編集] 来歴・人物
フレスノ市立大からサンディエゴ・パドレスを経て、1980年に広島東洋カープに入団。阪神との開幕戦で工藤一彦投手からいきなりサヨナラホームランを打ち、山本浩二、ジム・ライトルとともに鉄壁の外野を形成した。この3人いずれも鉄砲肩で、内野手を中継せず直接走者を憤殺するプレー(今日言われるところのレーザービーム)をたびたび披露していたのでファンからの人気も厚かった。同年のリーグ優勝にも貢献したが、助っ人として必要な長打力に欠けた面もあり1シーズンで惜しまれつつ退団。
降雨で試合が中断したときにベースランニングを行い、ホームプレート付近に敷かれたマットの上にスライディングするパフォーマンスを披露したことがある。明確な記録はないが、この種のパフォーマンスとしては日本では最も早い部類に属すると思われる。しかし、当時はこうしたパフォーマンスを広く認める空気がプロ野球界にはなかったため、あくまで先駆的事例に留まった。日本で広く定着するのは彼から10年ほどのちに日本ハムファイターズのマット・ウインタースが行うようになってからである。ちなみにデュプリーのパフォーマンスは三塁を回ったところでいったんボールの行方を見るかのように躊躇するなど手が込んでいた。
また、試合時にはバッターボックスで忙しなくバットを回したり構え直したりする仕草が特徴的で、少年野球選手などに真似をする人も少なくなかったなど、コアな人気選手であった。
[編集] 略歴
[編集] 所属球団
- 広島東洋カープ(1980年)
[編集] 背番号
- 5 (1980年)
[編集] 経歴・タイトル
[編集] 年度別成績
年度 | チーム | 試合数 | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 |
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1980年 | 広 島 | 127 | .266 | 122 | 10 | 40 | 0 |
通算 | 127 | .266 | 122 | 10 | 40 | 0 |