ポケットの中に
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ポケットの中にはテレビ朝日系のアニメ『ドラえもん』の映画『ドラえもん のび太の恐竜』主題歌として1980年に発表された曲。作詞は武田鉄矢、作曲菊池俊輔で唄はドラえもん本人(大山のぶ代)とコーラスとしてヤング・フレッシュが参加。
[編集] 概要
一番最初の映画主題歌となった公式ドラえもんソング。
歌詞は2番まであり、ドラえもんがのび太の元をいずれは離れてしまうが、今現在の楽しみや夢を楽しもうといった趣の強い作品である(映画の場合はピー助の元を離れなければいけないのび太にも当てはまる)。 その詞の真面目な内容とは裏腹にかなりポップなアレンジの楽曲であり、テレビシリーズでも劇中にインストとして使用されたり また、1981年の『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』のエンディングにも使用されている。後の劇場版でも挿入歌として用いられるなどの人気曲となった。
のび太の恐竜2006ではスキマスイッチの「ボクノート」が主題歌に採用されてしまったために本作は未使用となったが、現在でも刊行中ののび太の恐竜コミックス版では本作の詞が見開きに載せられている。 単なるタイアップであったボクノートに対し、『ドラえもん』という作品を完全に体現した本作は、成長した後に改めて詞を見直した当時の子供たちからの評価が高いという一面も持っており、『のび太の恐竜の歌はポケットの中に以外有り得ない!』という意見も多い。
ドラえもんが歌唱したものは存在するものの、2007年現在武田鉄矢によるセルフカヴァーなどは発表されていない。
[編集] アルバム
数多くのドラえもんのアルバムに収録されている。
