ボストーク5号
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ボストーク5号(Vostok 5、ロシア語:Восток-1)は、ソビエト連邦の有人宇宙飛行。1963年6月14日に打ち上げられ、4日と23時間7分で地球を82周した。コールサインはЯстреб(鷹)。
ボストーク3号,4号と同じように、ボストーク5号と6号はソビエト宇宙プログラムの合同事業として行われ、軌道上でランデブーして無線交信を行った。
宇宙飛行士ヴァレリー・ブィコフスキーは当初8日間宇宙に滞在する予定だったが、太陽フレアが活発化したために途中で計画が何度も変更され、5日後に地球に帰還することとなった。しかし、これは現在でも単独での宇宙滞在の最高記録である。
この飛行で、宇宙船内のトイレのシステムの不備が指摘された。また、大気圏再突入時にリエントリーモジュールが計画通りにはずれないという、ボストーク1号,2号でも発生した問題も生じた。
この時のリエントリーモジュールは、現在カルーガのツィオルコフスキー記念航空宇宙学歴史博物館に展示されている。
[編集] メンバー
- 乗組員
- バックアップクルー
ボリス・ヴォリノフ
[編集] 発射時刻、着陸時刻
- 打ち上げ
打ち上げ位置 バイコヌール宇宙基地 LC1
- 着陸
着陸位置 53°24′N, 68°37′E