ホンダ・H型エンジン
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H型エンジンは本田技研工業で製造されていた中型車種用の直列4気筒ガソリンエンジンで、F型のスポーツ仕様としての位置付けである。バルブの駆動方式は全てDOHCで、VTEC仕様とノーマル仕様とがある。後継エンジンはK型。
目次 |
[編集] 歴史
- 1991年9月19日に発表された4代目プレリュードに、2,200ccのH22Aが初めて採用された。
- 1992年3月3日に発表されたアスコットイノーバに、2,300ccのH23Aが初めて採用された。
- 1996年11月7日に発表された5代目プレリュード・タイプSに、ハイチューン仕様のH22Aが採用された。
- 1999年1月21日に発表された3代目アコードワゴンに、VTEC仕様のH23Aが初めて採用された。
[編集] 存在したバリエーション
[編集] H22A
DOHC 16バルブ VTEC(2,156cc 内径×行程:87.0×90.7)
参考スペック:162kW(220PS)/7,200rpm 221Nm(22.5kgm)/6,700rpm (CL1 アコード・ユーロR)
[編集] H23A
DOHC 16バルブ(2,258cc 内径×行程:87.0×95.0)
参考スペック: 121kW(165PS)/5,800rpm 211Nm(21.5kgm)/4,500rpm (CC5 アスコットイノーバ)
[編集] H23A(VTEC仕様)
DOHC 16バルブ VTEC(2,258cc 内径×行程:87.0×95.0)
参考スペック:147kW(200PS)/6,800rpm 221Nm(22.5kgm)/5,300rpm (CH9 アコードワゴン)
[編集] 搭載されていた車種
[編集] H22A
[編集] H23A
- アスコットイノーバ (CC4/5)
[編集] H23A(VTEC仕様)
- アコードワゴン (CH2/9)
[編集] 関連項目
- VTEC
- K型エンジン
- 全日本ツーリングカー選手権(JTCC)