ホットギミック (ゲーム)
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ホットギミックは、彩京・クロスノーツの脱衣麻雀ゲームシリーズ。アーケードを中心に、PCやPS2などにも移植されている。単発の多い脱衣麻雀では異例の『5』までリリースされている。(作品数はスーパーリアル麻雀シリーズの7作に次ぐ。)PC版は18禁。
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[編集] シリーズ
[編集] アーケード・PC版
- 対戦ホットギミック
- 対戦ホットギミック 快楽天
- 対戦ホットギミック デジタルサーフィン
- 対戦ホットギミック フォーエバー
- 対戦ホットギミック 未来永劫(みらいへゴー)
- 麻雀ホットギミック インテグラル(リミックス作品)
- 対戦ホットギミック お仕置きBOX(1~4のセット)
[編集] PS2版
PS2版は家庭用ゲーム機向けという点を考慮して、脱衣画像に修正が加えられている。(裸から下着に変わっているなど。)
- 対戦ホットギミック コスプレ雀(1の移植)
- 対戦ホットギミック アクセス雀(3の移植)(2005年4月28日発売)
[編集] DC版
- 対戦ネットギミック カプコン&彩京オールスターズ (カプコンより2001年6月28日に発売)
[編集] ゲームシステム
- ルール上の特徴
- 関西(当時)のメーカー開発であることから、面前ツモとピンフの複合が認められていないなどの特徴を持つ。
- 対戦モードによる対人戦を意識した設計になっており、これにより「ツモ減り2人分」という特徴的なルールが採用されている(その後、スーチーパイIIIでも採用された)。このため、相手に大きなダメージを与えるためには、ツモ上がりではなく、直撃を狙わなければならない。
- 対戦モードでは、敗者救済の意味で、上がられた側にアイテムが支給される。但し、ツモの価値の低い本作で一発ツモを強制的に発生させるアイテムであるとか、あるいは交換に出した牌が対戦相手に見えてしまう牌交換アイテムといった具合で、使用時にデメリットを伴うものである。それでも、ツモで半端に削ると(役満ツモでも一発では飛ばせない)手痛いしっぺ返しがあるため、直撃を狙い一発で飛ばすことを狙うのがセオリーである。
- おしおき
- ゲームタイトルの「対戦」からわかるように、二人打ち麻雀のゲームである。相手の持ち点を0にすれば勝利、という基本的ルールに加え、「おしおき」と呼ばれるシステムがある。従来型の脱衣麻雀では、プレイヤーが勝利することによって、相手の女性キャラクターが脱衣をするというルールが一般的であった(リアル麻雀牌牌・成長編などの例外もある)。これに対し、「○○の刑」などの名称での様々な「おしおき」で、女性キャラクターのセクシーな画像を見ることができるのが本ゲームのシステムである。(「許す」で無罪放免にすることも可。) ただし、「おしおき」は男性キャラクタにも行うことができる。
- 対戦モード
- 本ゲームのアーケード版では、1枚のゲーム基板で2台の筐体を稼働させることができる(未来永劫では2枚の基板が必要)。2台はそれぞれ別途に、また「対戦モード」と称して2台を用いて対人対戦をすることができる(インテグラルでは対戦モードは実装されていない。1枚の基板で2台稼働することは出来る)。その際、プレイヤーになるのが「ジャンファイター」と呼ばれる実写取り込みの全身タイツの男である。「おしおき」は、彼らに対して行われ、上がり役の翻数に応じた技(「電気アンマ」「辱め固め」など)が繰り出される。快楽天では、ジャンジャパンとジャンアメリカが出演し、デジタルサーフィンになると、ジャンショーグンとジャンプリンスになった。ジャンショーグン側から(ジャンプリンス側に)されるおしおきは打ち首や家紋ビームなど日本的なものが多く、ジャンプリンス側からジャンショーグン側に行うお仕置きとしては洋風のものが多い。跳萬以上になると、高い確率で辱め固めシリーズのお仕置きが行われる。
- この対戦モードから派生したのがデジタルサーフィンの「ジャンファイターズモード」。
ジャンファイターの息子ジャンボーイが父を探しに日本を旅するという話で、実写取り込み。
一般公募により様々なキャラが登場するが、中にはゲームメーカーの副社長や雑誌の編集部の人などもいる。
またこのモードにおいて、ある敵との勝負に勝つと「新声社爆破」というおしおきが出る。
だがデジタルサーフィンの発売1ヶ月後の1999年9月、文字通り新声社が倒産してしまい、シャレにならないギャグとして一躍有名になってしまった。