ホウロクシギ
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ホウロクシギ | ||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||
Numenius madagascariensis | ||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||
Far Eastern Curlew |
ホウロクシギ(焙烙鷸、学名Numenius madagascariensis) は、チドリ目シギ科に分類される鳥。
目次 |
[編集] 形態
長い脚とくちばしが特徴で、全身の羽毛は褐色の細かいまだらもよう。体長は60㎝ほどで、日本に渡来するシギではダイシャクシギと並んで最大級の大きさである。
[編集] 生態
夏にシベリアやカムチャッカ、中国東北部で繁殖し、フィリピンや台湾、オーストラリアなどで越冬する。
日本には春と秋の渡りの途中で立ち寄る旅鳥だが、少数は西日本で越冬する。干潟を歩き回って、おもにカニや昆虫、ときにはイチゴ類を捕食する。
日本の干潟が少なくなるとともに、日本で確認されるこの鳥の数も減少している。
[編集] Sibley分類体系上の位置
[編集] Status
- NEAR THREATENED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
- 絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)