ブランドン・シルベストリー
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ブランドン・シルベストリー(Brandon Silvestry、1979年9月6日 - )は、ニューヨーク州ブルックリン生まれのプロレスラー。身長173cm、体重83kg。日本においてはロウキー(LOW-KI)のリングネームで最も知られている。現在のリングネームはセンシ(Senshi)である。小柄ながらも抜群の切れ味をもった運動能力を持つ。最終所属はTNA。
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[編集] 経歴
1998年10月10日、ニューヨーククイーンズのLIWFにて「LOW-KI(ロウキー)」としてデビュー。
2002年7月17日、フィラデルフィアにて、ROH世界ヘビー級王座をかけたダグ・ウイリアムス、クリストファー・ダニエルズ、スパンキーらとの60分アイアンマン・マッチを制し、同王座の初代王者となる。
2002年9月、ZERO-ONEに初来日し、初戦がいきなりタイトルマッチとなった。レオナルド・スパンキーからNWA・UPW・ZERO-ONE認定インターナショナルジュニアヘビー王座を奪取する。
2004年、プロレスリング・ノア初参戦。最終戦で、金丸義信が所持していたGHCジュニアに挑戦する。
2006年、TNAにてリングネーム「Senshi(センシ)」に改名する。
2008年、TNAを退団する。日本の団体への参戦を希望しているという。
2008年春、新日本プロレスユニットRISEに加入するも、現在ケガにより欠場中。
[編集] 得意技
バリエーション豊かで鋭い蹴り技と、時にはロープをも利用する変わった関節技が中心。
- キークラッシャー99
- フィッシャーマンズスープレックスのように持ち上げた所で相手を横180度回転して、そのままみちのくドライバー2のように落として固める。
- ゲットースタンプ
- ダイビングフットスタンプ。奇声を上げながら行うのが特徴。
- キースプラッシュ
- フェニックススプラッシュ。
- ドラゴンクラッチ
- キャメルクラッチしての変形ドラゴンスリーパー。
- ブラックマジック/リワインド・ウィザード
- シャイニングウィザードをやると見せかけ相手を跨ぎ、一旦マットに着地。その後延髄へとヒールを叩き込むというフェイント技。
- タイダルウェイブ
- リング内からのスワンダイブ式反転延髄切り。ロープワークをしにいった相手を追いかけてゆき、セカンドロープに飛び乗って行う。
- タイダルクラッシュ
- スペースローリングエルボーのジャンピングハイキック版。
- トラップド・アームバー
- ロープを利用した腕ひしぎ十字固め。
- キーロック
- 腕で極める足4の字固め。
- バイト・オブ・ザ・ドラゴン
- ロープ利用式ドラゴンスリーパー。
- ハンギング・ドラゴン
- トップロープからお互いぶら下がる形のドラゴンスリーパー。
- モンゴリアンチョップ
[編集] タイトル
- TNA Xディヴィジョン王座
- NWA・UPW・ZERO-ONE認定インターナショナルジュニアヘビー王座
- NWAライトタッグ王座
- ROH世界ヘビー級王座(防衛、1回)
[編集] その他
- グレート・ムタを崇拝している。その為ムタのムーブが随所に取り入れられており、なおかつ一工夫したものが多い。
- 左腕には「勉」と刺青を入れている。
- その動きから、トリッキーなダイナマイト・キッドと称された。