ピラトゥス鉄道
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ピラトゥス鉄道(ピラトゥスてつどう)(PB)は、スイスにあるピラトゥス山の登山鉄道。
世界一の急勾配である480‰(パーミル)を誇り、ラックレールに世界唯一のロッヒャー式を採用した。あまりの急勾配であるため、車両がケーブルカー(鋼索鉄道)同様平行四辺形状になっている。またロッヒャー式ラックレールを使用していることから、構造上通常の分岐器が造れないので、トラバーサーおよびロータリースイッチという特殊な構造の分岐器によって車両の入れ換えを行う。
アルプナッハシュタット~ピラトゥス・クルム間4,8kmで、起終端の標高差は1600mに及ぶ。 軌間800mm。1889年開業。開業時は蒸気動車を用いていた。1937年電化。電化方式は直流1550V。所要時間は30分。
[編集] 駅
- アルプナッハシュタット駅
- ピラトゥス・クルム駅