ビッグ・ベン
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ビッグ・ベン |
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ビッグ・ベン(Big Ben)とは、英国の首都・ロンドンにある「ウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)」に付属する時計塔(Clock Tower)の大時鐘の愛称。
現在では時計塔全体、あるいは大時計そのものをさして言う場合もある。時計塔の高さは95m、鐘の直径は9フィート、重さは13.5トン。15分ごとに鳴る。
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[編集] 沿革
[編集] 名前の由来
工事責任者で国会議員のベンジャミン・ホール卿(Sir Benjamin Hall, 1802-1867)の名にちなんで命名された。
[編集] 鐘の音
毎日正午に奏でられるビッグベンの鐘のメロディは、4つの音で奏でられる日本の学校等でお馴染みのチャイム(「キーンコーンカーンコーン」)のメロディの基となったとされる。正式な曲名はウェストミンスターの鐘という。
[編集] メンテナンス
毎年夏時間と冬時間を切り替える際に時計を止めて部品の補修・交換、鐘の調律などを行う。
[編集] 関連項目
- ウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)
- ウェストミンスター寺院(隣接する英国国教会)