パーネル・ウィテカー

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オリンピック
男子ボクシング
金	1984	ライト級

パーネル・"スイートピー"・ウィテカー（Pernell Whitaker、1964年 1月2日 - ）は、アフリカ系アメリカ人の元プロボクサー。バージニア州ノーフォーク市出身。

ニックネームの「スイートピー」について、ジョー小泉が放送の解説で、「スイートピーのように可憐なんですね」と言っていた。

プロ戦績46戦40勝17KO4敗1引き分け1ノーコンテスト。戦績が示すようにパンチ力はあまり無かった。その基本戦術は、相手のパンチを素早いフットワークと超人的ディフェンステクニックでかわして軽いパンチをヒットさせ、判定に持ち込むというものだった。

アマチュアボクシングでは1982年のアマチュア世界選手権で銀メダル、1984年のロサンゼルスオリンピックでは金メダルを獲得した。アマチュアでの戦績は214戦201勝91RSC。後にプロに転向し、ライト級からスーパーウェルター級までの4階級を制覇した。

プロボクシングのオールタイムランキングなどでは評価が大きく割れる選手。「ボクシングの最適戦術を編み出した革命児」として高い評価が与えられるかと思えば、「あれはボクシングではない」として単なる卑怯者扱いを受けることもある。そのためか、オスカー・デ・ラ・ホーヤ戦では終始デ・ラ・ホーヤの休みのない攻撃をいなし続けたものの、あまりに消極的とみなされ判定負けを喫してしまった。