ハッピーフライト
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『ハッピーフライト』は、2008年11月15日公開予定の日本映画。監督は矢口史靖。
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[編集] スタッフ
- 製作:株式会社フジテレビジョン、株式会社アルタミラピクチャーズ、東宝株式会社、株式会社電通
- 配給:東宝株式会社
- 撮影協力:ANA
[編集] キャスト
- 鈴木和博(副操縦士・コーパイロット):田辺誠一
- 原田典嘉(機長・キャプテン) :時任三郎
- 斎藤悦子(CA・キャビンアテンダント):綾瀬はるか
- 山崎麗子(CA・キャビンアテンダント):寺島しのぶ
- 田中真里(CA・キャビンアテンダント):吹石一恵
- 内藤紗英(CA・キャビンアテンダント):長谷部瞳
- 木村菜採(グランドスタッフ) :田畑智子
- 小畑果歩(CA・キャビンアテンダント):佐藤めぐみ
- (CA・キャビンアテンダント):いとうあいこ
- (CA・キャビンアテンダント):華城季帆
- 上原和人(修学旅行生) :川村亮介
- 丸山重文(乗客) :笹野高史
- 高橋昌治(オペレーション・ディレクター):岸部一徳
[編集] エピソード
- 企画当初、監督は航空パニック映画を考えていたが、その後2年のリサーチの結果飛行機が墜落する可能性が非常に低いことを知り、同時に航空業界の裏で働く人々の面白さを知り、脚本の内容を変更した。リサーチは、多岐にわたりシアトルにあるボーイング社などもまわっている。
- キャスティングは、全員オーディションで決まった。これは矢口監督の拘りで、キャストが決まっている他の邦画とは異なる。
- 航空機はANA所有のボーイング747-400(機体番号:JA8096)[1]が使用されたが、これは実際に同社の営業路線で使用されているものである。国内航空業界史上初として収録目的で15日間、無料レンタルされた。
- ANAは、社内に映画の特別チームを編成し、作品企画時から多岐にわたり全面協力している。脚本の直し、撮影時の協力、衣装の貸与、ロゴマークの使用などのほか、撮影現場の立ち会い、社員によるエキストラ参加などにまで及ぶ。
- 撮影は、東京国際空港第2ターミナル、関西国際空港、また全日空機体整備工場等で大規模ロケが敢行された。これは日本映画史上初の試み。
- 映画公開にあわせ、FLY! FLY! FLY!など多数の航空関連番組が制作されている。
- 撮影現場では、矢口監督が「がんばってとびまっしょい」と記されたTシャツを着用していた。本映画の元タイトルだと思われる。
[編集] 関連項目
- ANA - 特別協力
- 羽田空港 - 本作の舞台となる空港
- ウォーターボーイズ - 本作と同じスタッフによる作品
- スウィングガールズ - 本作と同じスタッフによる作品
- がんばっていきまっしょい - 本作と同じプロデューサー・チームによる作品
- それでもボクはやってない - 本作と同じプロデューサー・チームによる作品
[編集] 注釈
- ^ なお、この機体は最後の「全日空-All Nippon Airways」塗装(旧塗装)として退役が予定されている機体である。退役は2009年度の予定。