ヌーク
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ヌーク(Nuuk)は、デンマーク領グリーンランドにおける最大の都市であり、1979年に発足した同島の自治政府がある。
正式名称はカラーリット語のヌークであるが、デンマークの人にとってはゴットホープ(デンマーク語:Godthåb 「良い希望」の意味)の名称でよく知られている。かつては地図帳にも「ゴットホープ」と記載されていた。
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[編集] 歴史
ヌークは、1721年にノルウェーの宣教師ハンス・エゲデによって設立された(当時はグリーンランドはノルウェーの植民地だった)。ただし、この地には10世紀頃からヴァイキングを始めイヌイットやデーン人の入植の歴史がある。
[編集] 地理
ヌークはグリーンランドの南西部、北極圏の南端から240kmほど離れたゴッドホーブ・フィヨルドに面した場所にあり、人口は2005年1月1日現在14,501人である。
面積は約100,000km2である。
[編集] 姉妹都市
[編集] その他
ヌークにはグリーンランド大学がある。
また、エア・グリーンランドがヌークをハブとしてグリーンランドの各地域を結んでいるとともに、デンマーク本土のコペンハーゲンやアメリカ合衆国のボルチモアへの定期便を運行している。