ナショナルチーム
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ナショナルチーム(national team)とは、国・地域単位で結成されるチームのことである。
特にスポーツにおいて、オリンピック、世界選手権などの国際大会に派遣するものを指す。
オリンピックやサッカー、バスケットボールのように国籍を基本とする場合あれば、ラグビーのように協会単位となっているものもある。
国を代表する選手が集まることから、(国名)代表チームとも呼ばれる。
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[編集] オリンピック等のナショナルチーム
原則として当該国の国籍を持ち、3年以上在住している選手に代表資格が有る。
[編集] サッカーのナショナルチーム資格
原則として当該国の国籍を持ち、かつ他国の代表歴のない選手に代表資格が有る。
[編集] バスケットボールのナショナルチーム資格
原則として当該国の国籍を持ち、かつ他国の代表歴のない選手に代表資格が有る。
1989年に国際バスケットボール連盟 (FIBA)はプロ選手の出場を認め、1992年のバルセロナオリンピックからプロ選手がオリンピックに出場した。
詳細な経緯はバスケットボール男子アメリカ合衆国代表を参照。
[編集] バレーボールのナショナルチーム資格
原則として当該国の国籍を持ち、かつ他国の代表歴のない選手に代表資格が有る。
[編集] ラグビーのナショナルチーム資格
以下の条件のうち少なくとも1つを満たす者が代表資格を持つ。いずれの条件も国籍と無関係であることに留意されたい。
- その国・地域で出生したこと。
- 両親および祖父母のうち少なくとも1人が、その国・地域で出生したこと。
- その国・地域に36か月以上継続して居住しつづけていること。
ただし、1つの国・地域で代表、A代表、または7人制代表に選ばれた者は、その国・地域のラグビー協会およびIRB(国際ラグビーボード)が認めた場合を除き、他の国・地域の代表になることはできない。
[編集] 野球のナショナルチーム資格
原則として当該国の国籍を持ち、かつ他国の代表歴のない選手に代表資格が有る。