トンボ (企業)
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 〒706-0224 岡山県玉野市八浜町大浜1212 |
電話番号 | 0863-51-1515(代表) |
設立 | 1924年(創業は1876年) |
業種 | 繊維商品 |
事業内容 | 学生服・スポーツウェアなどの製造販売 |
代表者 | 代表取締役社長 落司量則 |
資本金 | 1億8000万円 |
売上高 | 195億円(2005年度) |
従業員数 | 700人 |
主要子会社 | サントンボ服装(株)以下6社 |
外部リンク | http://www.tonbow.gr.jp/ |
特記事項:岡山市厚生町2丁目2番9号に本店が所在。 | |
株式会社 トンボ(英称:TOMBOW Co.,Ltd)は岡山県玉野市八浜町に本社を置く学生服を中心とした衣料品の製造販売をおこなう会社である。
大手学生服業4社であるトンボ(トンボ学生服)、明石被服興業(富士ヨット学生服)、瀧本(スクールタイガー学生服)、尾崎商事(カンコー学生服)のうちの1社に数えられる(かつてはテイコク株式会社という名称であった)。
目次 |
[編集] 概要
創業者の三宅熊五郎が1876年に岡山で創業。足袋の製造を開始すると共に、1924年に帝国足袋株式会社に改組。1930年より学生服の製造を開始する。その後1955年には同社が製造する制服のブランド「トンボ」に制定。第一次ベビーブームの影響もあって、徐々に業績を拡大してゆく。
同社の原動力の一つとして革新性とデザイン力に重点を置いていることが上げられる。特に学生服メーカーは1970年代以降、その多くが倒産してゆく中で、学生服メーカーとしてはいち早く1969年にいち早く東京に商品企画室を置き、スポーツウェアなどの新たな分野へ移行してきた実績を持つ。
関東甲信越・東北・北海道・中国四国・中部・北陸・東海・九州沖縄など全国各地の学生服・女子通学服を取り扱っており、品質の高さにおいて評価を持っており、現在では同じく岡山市に本社を置く尾崎商事と共に二大メーカーとして高い知名度を誇っている。
[編集] その他
女子通学服は有名ブランドを中心に業界の中でも圧倒的な強さを誇っている。モデルチェンジや自由通学服に力を入れていて、同社の持つブランドを元に市場拡大を行っている。またSEVENTEENなどのティーン向け雑誌にも広告、記事を掲載している。
男子学生服は従来は富士ヨット学生服やカンコー学生服が強かったが、対抗して2006年からTOMBOW MAXを新発売した。これに合わせてCMも放映されている(過去にSMAPなどのジャニーズ事務所所属タレントを広告に用いていた。近年では斉藤祥太・斉藤慶太や瑛太、香椎由宇などをポスターなどで見かける)。
公立校よりも私立校に強いイメージがある。特に関東甲信越では圧倒的に強い一方、他の地方では学生服、ブランドともにあまり見かけない。これは九州、東北などでは力をいれていないのではという見方をよくされる。
[編集] 取り扱いブランド
- 男子用
- トンボ学生服
- ヒロミチナカノ学生服
- コムサデモード・スクールレーベル
- 女子用
- トンボ女子通学服
- OLIVE des OLIVE SCHOOL
- ヒロミチナカノスクール
- その他
- KANSAI SCHOOL FORM
- VARSTYMATE