デルタ・グッドレム
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デルタ・グッドレム | |
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Goodrem performing on December 24, 2006. |
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基本情報 | |
出身地 | オーストラリアニューサウスウェールズ州シドニー |
ジャンル | アダルト・コンテンポラリー・ミュージック、ポップ・ミュージック |
職業 | 歌手、作詞家、作曲家 |
担当楽器 | 歌、ピアノ |
活動期間 | 2001年 - |
レーベル | Sony BMG |
公式サイト | deltagoodrem.com |
デルタ・グッドレム (Delta Lea Goodrem 1984年11月9日-) はいくつものARIA Awardを受賞したオーストラリア出身の歌手、ピアニスト、そして女優である。作詞等も手がけている。音楽性は、ピアノ主体でクラシック音楽やポップ、ロック、アダルト・コンテンポラリーの要素を取り入れたもの。
[編集] 歌手として
彼女が15歳の時にSONYと契約を結んでおり、デビュー曲の「I Don't Care」を2001年リリースするも、売り上げはぱっとしなかった。2002年にはオーストラリアの人気ドラマ「Neighbours」に出演し、劇中で歌手を目指す少女を演じ、「Born To Try」を披露し、2002年11月にシングル発売し見事1位を獲得する。その後、5曲連続でシングル1位を獲得する(オーストラリアでは史上初の快挙)。
スターダムに躍り出たデルタを襲った突然の悲劇が悪性リンパ腫(Hodgkin's Lymphoma)であった。このニュースはオーストラリアで大々的に取り上げられ、連日新聞やTVなどで報道された。放射線治療により髪が抜け落ちたものの、家族やファンのサポートを受け快復する。
史上初の7部門9つの賞のARIA Awardを獲得し(この際、医師の許可を得て出席した)、イギリスのシングル売り上げトップ10に複数の曲がランクインする。2003年に発売したデルタ・グッドレム初アルバム「Innocent Eyes」はオーストラリア人の女性アーティストの中でも最高の記録を誇る29週間もの間、売り上げ一位という記録を叩き出した。オーストラリアでは100万枚、オーストラリア以外で250万枚の売り上げを記録した。
病状が少し落ち着いてくると、セラピー代わりにレコーディングしていたという。2004年10月に「Out of the Blue」で、見事1位を獲得し、翌月11月には2枚目のアルバム「Mistaken Identity」をリリースし、こちらの方も見事全豪1位を獲得した。
2005年の7月には「Visualise Tour」を敢行するが、当時のメディアの間では否定的であった。というのも彼女の体力が持たないとの意見からであったが、そんな不安をよそにツアーを見事成功させた。
[編集] トリビア
容姿が大人びているので、オーストラリアの人気番組「Rove Live」に出演した際に、21歳の誕生日の前であったので観客とRoveに驚かれた。
日本で『笑っていいとも』に出演した際にタモリにカウボーイハットをプレゼントした。
日本では、2006年松下奈緒主演映画『アジアンタムブルー』の主題歌をデルタが担当した縁で、松下奈緒のピアノ伴奏で歌ったことがある[1]
2007年12月3日、元ウエストライフのメンバーでソロ活動中のブライアン・マックファーデンと婚約と発表[2]。