チョコレート戦争
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『チョコレート戦争』(ちょこれーとせんそう) は、大石真著の児童文学。初版は1965年。絵は北田卓史。理論社刊。それまで生真面目とされていた子ども向け文学の転換点になったという。ISBN 9784652005026
無実の罪に問われた子供たちが、大人たちに立ち向かい勝ちを収めるストーリーを子供向けに面白く描いている。初版から40年以上も継続して販売されているロングセラーであり、過去にはテレビ朝日で放送されていた「ハウスこども劇場」でドラマ化されてもいる。
[編集] あらすじ
町でも有名な洋菓子店の金泉堂のショーウィンドーには、チョコレートの城が飾られていた。ある日、たまたまそこにいた光一と明の目の前でウィンドーが割れた。とっさのことに戸惑う二人を、金泉堂の大人たちは犯人だと決め付けてしまう。悔しくてたまらない光一はチョコレートの城を盗み出す計画を立てた。しかし、この事件は、光一が計画したのとは別の方向から、決着がついたのだった…