チョコミミ
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『チョコミミ』は園田小波作の4コマ漫画。および、それを原作にしたテレビドラマ。
目次 |
[編集] 概要
「りぼんオリジナル」2003年6月号から連載開始。その後「りぼん」本誌2004年4月号から連載がスタートした。「RIBONオリジナル (「りぼんオリジナル」から改名) 」が2006年6月号限りで事実上廃刊となったため、基本的には「りぼん」本誌のみの連載となったが、その後 設定された「りぼんぴっかぴか増刊 あみーご!」にも発表されている。
また、「りぼん」2007年4月号では、登場人物を動物に見立てた「キグルミミ」なる4コマ漫画が発表されている。ちなみに、チョコは熊、ミミは豚に、それぞれ見立てている。
内容は、基本的にファッションギャグ漫画となっており、登場人物が着ている服装等が一つ一つファッショナブルだったりする。
2007年10月1日からテレビドラマが放送されていた。また、応募者サービス用品としてドラマCD化されたことがある。
2008年「セブンティーン」6号に、かなり力を入れた(絵は原作者描き下ろし)広告が掲載された。原作、ドラマとも他の少女向けアニメよりも高い年齢層に本作が愛好されていることが伺える。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] 登場キャラクター
[編集] 人間
- チョコ (本名:桜井 ちよこ) (声優:小清水亜美/演:寺本來可)
- 5月5日生まれ。おうし座でA型。趣味は、ショッピング・洋服のリメイク・読書・映画鑑賞。特技は、お菓子作りと水泳らしい。しっかり者の真面目ちゃん。
- ミミとは幼馴染で仲が良い。バンビといる時は乙女。アンドリューが好きだが、恥ずかしくて何も言えないのが現状…。 頭は良い方だが、絵を描くことと歌うことは極めて苦手。小学六年の弟、仁 (ジン) と中学一年の弟、礼(ライ) がいる。コンタクトレンズを使用している。家ではメガネをかけている 。
- ミミ (本名:猫田 ミミ) (声優:野中藍/演:増山加弥乃 (元AKB48) )
- 3月3日生まれ。うお座でAB型。趣味は、ショッピング・カイゾクグマのグッズ集め・部屋の模様替え・シフォンの洋服作り。特技はいいわけと嘘泣きらしい。マイペースな甘えん坊。
- 将来の夢は、お姫様。頭が弱い。補習は当たり前のよう。チョコが男なら一番理想だと思っている。父に溺愛されている。一人っ子。ムムちゃんをライバル視している一面もあるが、一応つきあっている (イマイチ恋愛している自覚に欠ける) 。ミカちんを王子様だと思ってたりしており、ミカちんとからむことも多い。
- アンドリュー (本名:安藤 竜之介) (演:木戸邑弥)
- 11月3日生まれ。さそり座でO型。趣味はギター・釣り。特技は英語らしい。ちょっぴり不器用な男の子。
- 人相・愛想が共に悪い。関西弁。小学校の頃イギリスに住んでいた。放浪グセのある父親を持つ。チョコが好きだが、恥ずかしくて何も言えないのが現状…。食べるチョコは苦手。現実的な突っ込みを他人にする割に本人はとんでもない妄想をする。飼っているピッチョを溺愛。その面では、みんなから敬遠されている。ギター少年で、よく路上で弾いている。バンビとは趣味が同じ。仁とはとても仲が良く、ゲームなどを一緒にしたり、バカなことをする仲。着ぐるみの中身がチョコだと思ってときめいたら、タケちゃんだったという不憫な経験あり。『キグルミミ』ではライオン。
- ムムちゃん (本名:桃山 ムム) (演:三浦透子)
- 8月20日生まれ。しし座でB型。趣味はゲーム・ミミいじめ。特技はカワイイ顔といたずららしい。自分を愛するキュートな小悪魔。
- 顔はかなり可愛いが男の子。かなりのナルシストで自分が可愛いのが当たり前。見た目も女子より可愛くミカちんいわく一番かわいいとのこと。色々あってミミと付き合っているがイマイチ恋愛している自覚に欠ける。それまでは、ミカちんにやきもち (?) を焼いていたと思われる。わがままで、いたずら好き。でも、強気な姉にはかなわない。家は裕福で自分の部屋は鏡張りらしい。犬のシフォンが大好きである。『キグルミミ』では兎。
元々は読者が考え出したキャラクターである。
- ミカちん (本名:三上 功明) (演:碓井将大)
- 10月22日生まれ。てんびん座でAB型。趣味はサックス・音楽鑑賞・読書。特技は特にないらしい。ちょっとフシギな天然系王子様。
- 変な発想 (しかもマニアック) をしてはチョコやミミを脱力させたり混乱に陥れ、そのセンスの為にあおいにもやや避けられている。やや鬼畜気味の性格も垣間見られる事がある。他に兄が2人いる。アンドリューとは同じクラスで親友。ムムちゃんを女の子だと思ったり、小動物扱いをしたりすることが多い。また、タケちゃんの親戚で、雨の日は、クセ毛のため、髪がはねる。『キグルミミ』では一人旅中のペンギン。
- バンビ (本名:森 小鹿) (演:剛力彩芽)
- 4月12日生まれ。おひつじ座でA型。趣味は歌うこと。特技は球技全般らしい。クールなハンサムガール。
- アンドリューの弟分。そして、幼馴染。バンドをやっている。美人でスタイルも良いが男前。アンドリューに片思い中。軽音楽部に所属。みんなをまとめるしっかり者な一面がある。みんなと仲が良いが、チョコとは特に仲が良い。ワンピなどを着ただけで、ゾワゾワッとくる。『キグルミミ』ではカエル。
- 仁 (本名:桜井 仁) (演:澤田怜央)
- 11月23日生まれ。いて座のO型。趣味はゲーム・格闘技観戦。特技は早食いとモノマネらしい。ヤンチャで無邪気。
- チョコの弟で、小学5年生。148cm。アンドリューのことを、「ドリア」と呼ぶ (安藤さん→アンドリア→ドリア) 。仲が良い。あおいとは恋人同士。ライと異なり、かなりノリが良い。年上との会話は「~っス」が基本。アンドリューとムムちゃん曰く、初対面ではチャラ男。ミミとは仲が良い。背をのばす為に、頑張って牛乳を飲んでいる。
- あおい (本名:三上 葵) (演:奥ノ矢佳奈)
- 4月29日生まれ。おうし座のA型。趣味は読書。特技はピアノらしい。いつも、にこやか文学少女。
- ミカちんの妹で、小学6年生。仁の彼女 (らしい) 。大和撫子。本が好き。兄に似て天然だが、兄に小さい頃、髪に付いたガムをバリカンで取られ、モヒカンにされたらしく、彼を避ける傾向がある 。
- タケちゃん (本名:竹田正人) (演:諏訪太朗)
- 9月23日生まれ。おとめ座のA型。趣味はジョキング・庭いじり・読書。特技は日曜大工と中国語らしい。正義を愛する熱血先生。
- チョコとミミとムムちゃんの担任。、44歳男性の知識とは思えないほど男女交際の知識が壮絶に古い。ミカちんとあおいの親戚。結婚しているが、子供はいない。ミミやムムちゃんと絡むことが多い。
- 上杉ハルナ(演:森下悠里)
- ドラマオリジナルの教師、タケちゃんをクラスの成績のことで責めたりするが、ミミに割と単純に乗せられたり、見た目より単純な面がある。巨乳。
- レイチェル (本名:桜井 礼 (礼とかいてライ) )
- 仁の兄、チョコの弟でもある。剣道部に入っている。顔はアンドリューに似ている。さっぱりとしている。あまり人前に出ない性格。クールで冗談やユーモアにあまり理解を示さない。弟の仁より、道着が大事。
- ミミの父 (演・天野浩成)
- 娘を溺愛する父親、ミミの為に張り切るが空回りすることが多い。
- ムムの姉(演:斉藤未智)
- かなりキツイ性格でムムの顔面にメモ代わりにデートの約束を書いたことがある。
[編集] ペット (動物)
- シフォン(声:尾崎文)
- ミミの飼っている犬 (♂) 。武士になりたく、坂本竜馬に憧れている。擬人化はそのまま侍。口癖は語尾に「~ぜよ」で、一人称は「拙者」。犬種はミニチュアダックスフント。
- ハックルベリー(声:熊田幸)
- チョコが飼っている猫 (♀) 。元々は野良猫だった。我侭で甘え上手。ふわふわしていて、その可愛さはアンドリューも認めるほど。でも、小太り。夏が嫌い。
- ピッチョ
- アンドリューの飼っている鳥 (ヒヨコ) 。性別不明(アンドリューは雌扱いしている)。可愛い顔して毒舌。アンドリューに溺愛されている。口癖は語尾に「~っスよ」。食後は側転をするので太らない( らしい) 。
[編集] マスコット
- カイゾクグマ
- ハート型のアイパッチをつけた熊のキャラクターで、ミミがこのキャラクターを愛好している。作品中ではぬいぐるみなどのグッズやコミックなど多数のメディア展開が行われているが、ミミが持っているのは自作のぬいぐるみ。本作の事実上のマスコットキャラで、ドラマでは場面転換のシーンなどに登場する。
- デスベアー
- アメリカ製のホラー風の怖い顔の熊のキャラクター。そのぬいぐるみは稀少で、30個限定で生産されたものをムムが所有している。ドラマでは、カイゾクグマと共に場面転換などの場面に出ている。
[編集] テレビドラマ
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「りぼん」2007年9月号で、2007年秋からテレビドラマ化されることが発表された。
2007年10月1日より、毎週月曜17:30からテレビ東京系6局ネットにて放送された。2クール。幅広い年齢層を狙ったドラマとなっており、作品自体も「あにてれ」内でサイトを開いている。そのため、火曜日に放送された『週刊 赤川次郎』よりも子供寄り(少女向け)の内容になっている。
実写内のエフェクト、その他大勢の群集 (モブキャラ) 、夢や妄想内、ファッション紹介の後の短編にフラッシュアニメが使われている。そのため、本作はドラマとアニメをミックスした作品と言える (ただしメインはドラマパート) 。複数の表現を併用するスタイルはドラマとしては異色だが、ほぼ同様のスタイルで製作された90年代の子供番組『ウゴウゴルーガ』との共通点もみられる。
ドラマ530枠で初めて玩具メーカー (BANDAI) がスポンサーに付き、キッズケータイpapipo!が作品中で使われ(「りぼん」作品が原作のアニメ、『ママレード・ボーイ』でも、同様にスポンサーの商品をキャラクターが使うシーンが描かれている)、トイザらス100店舗限定でカイゾクグマとデスベアーのぬいぐるみが販売されている。
複数の原作を組み合わせる形でAパート、Bパートのドラマが構成されている。その後、ファッション紹介の後のアニメの短編と予告編の会話で原作一話分の内容を使っている。
Aパート、Bパートごとに違ったストーリーが楽しめる為、気軽に見ることが出来る。Bパート終了後の今週のファッション紹介が見所である。
[編集] 放送リスト
- チョコとミミ/テンコウセイ
- イシンデンシン/三日月ブローチ
- 美少女ムムちゃん/小悪魔はどっち?
- ハロウィンの夜に/ミミとタケちゃん
- プチピクニック/ハッピーバースデイ
- モウベンキョウ/トナリの王子さま
- カテイホウモン/優しい花の名前
- バンビ/男の子白書
- トクベツ/ライバル?
- バンドやろうぜ!/ヨミビトシラズ
- アルバイト?/なりたいもの
- ジングルベル/ニチヨウビ
- ボーカル決定!/幸せのはっぱ
- シンガッキ/ダイエット!
- コイウタ/DJムム
- がんばれタケちゃん!/タケシとホロスコープ
- セツブン/トショシツ
- 恋するメガネ/ニジュウオク
- バレンタイン/もう一つのバレンタイン
- 三上家の人々/オモイ×オモイ
- ベンキョウカイ/アゲハ
- 3ガツ3カ/カレーパーティー
- ホワイトデー/もう一つのホワイトデー
- ガールズビーアンビシャス/マイガール
- キミノコエ/バンド崩壊?
- モウレンシュウ/オンステージ!
[編集] スタッフ
- 脚本:祢寝彩木
- 音楽:渡部チェル
- 企画:渡辺和哉(YOMIKO)、戸田和宏(DLE)、大橋孝史(トルネードフィルム)
- プロデューサー:山川典夫(TV TOKYO)、玉置太士(YOMIKO)、大橋隆昭(DLE)、川島正規(トルネードフィルム)
- 監督:草野陽花
- 制作プロダクション:トルネードフィルム
- 製作:チョコミミ製作委員会 (TV TOKYO、読売広告社、DLE)
[編集] 主題歌
- オープニング『ハピハピ!』
- 歌:チョコ (寺本來可) &ミミ (増山加弥乃)
- 作詞:森由里子
- 作曲・編曲:カイタツヤ
- エンディング1『I Can't!!』
- 歌:MYSTIC
- 作詞:SATOMI、NAO
- 作曲:Enjoy名護
- 編曲:MYSTIC
- エンディング2『ロケット』
- 歌:チョコ&ミミ with アンドリュー、ムム、ミカちん
- 作詞:SATOMI
- 作曲:Enjoy名護
- 編曲:渡部チェル
[編集] 原作との相違点
- 原作では少ししかやらなかった、バンド(ブルーバタフライ)結成の話を縦軸のストーリーに据えている。
- オリジナルキャラで上杉ハルナ先生が登場している。
- タケちゃんとミカちんが親類である事は語られない。
- タケちゃんは原作では単に髪が薄いだけだが、ドラマでは完全に禿げてしまい、かつらを使用している。
- バンビがチョコたちと違う学校の生徒である。
- 原作では軽音部の顧問でドラマーをやってたタケちゃんが凄腕ギタリストだったことになっている。
- 軽音部のバンドにバンビが所属していたが、学校の設定の変更に伴い、設定自体がなくなる。
- チョコがバンドのボーカルになった為か、原作での凄い音痴だという設定がなくなる。
[編集] 外部リンク
[編集] 同枠の変遷
テレビ東京系 月曜日17時台後半 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
女子アナ一直線!
(2007.7.2 - 2007.9.24) |
BLEACH(再放送)
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