タケニグサ
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?タケニグサ | ||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||
Macleaya cordata (Willd.) R.Br. | ||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||
タケニグサ | ||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||
Plume poppy |
タケニグサ(竹似草、学名Macleaya cordata)はケシ科の多年草で日当たりのよい草原、空地などによく見られる雑草である。葉は切れ込みがあり形はキクの葉に似るが大きい。葉の裏は白っぽい。高さは1m以上に達する。花は夏に咲き、花弁がなく、がくは2枚、円錐花序をつくる。果実は長さ2cmほどで扁平。
語源には竹と一緒に煮ると柔らかくなって加工しやすいからとの俗説があるが、茎が中空で竹に似るからというのが正しいらしい。別名チャンパギクともいい、チャンパ(南ベトナム)付近からの帰化植物と思われたためらしいが、実際には日本および東アジア一帯の在来種と考えられている。
茎を切ると黄色の乳液が出るがアルカロイドの一種サングイナリン(Sanguinarine)、ケレリスリン(Chelerythrine)、Bocconine、protopine、α-allocryptopineなどを含み有毒。民間療法で皮膚病や虫さされに使われたが、逆にかぶれることも多く危険である。
欧米では観賞用に栽培される(英名Plume poppy)。