ゾッド星島
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ゾッド星島(ゾッドほしじま、Zod Hoshijima)は、聖飢魔IIの初代ベーシスト。元地獄最高審問官閻魔だが、聖飢魔IIを離れてからは再就任しているらしい。
聖飢魔IIには、結成から西暦1987年までベーシストとして参加。大柄な体躯を生かして威圧等を担当し、鎌型ベースや蠍型ベース、斧型ベースを扱い、黒ミサの場で暴れ回る、聖飢魔II一番の凶暴者。彼の半径2m以内は立入禁止。
その後聖飢魔IIを「自信喪失」で脱退する。しかし本人曰く「もう未練たらったら!」だったようで、何かとミサに乱入してきている様子。乱入してきては「ゾッドだぁ」と吼え、信者達の間で名台詞になっている。
地球デビュー10周年記念ミサでは新たに製作した(彼は自分で戦闘服やベースを作ってしまうらしい)蠍型ベースを携えて「怪奇植物」演奏の際に乱入、「非常に毒の有るベースで吾輩も気に入っている」と、暴れまわっていた。
解散ミサ二日目では「Demon's Night」演奏の際に沸いて、こちらも地球デビュー10周年記念ミサの「怪奇植物」の時同様、イントロのベースを奏でる。そしてその日の最後の「JackTheRipperサタンオールスターズVer」では、曲の終盤でベースラインをゼノン石川がしっかりやってくれるのをいいことに、己のトレードマークたる斧型ベースを地面に叩きつけて破壊して、最後に人々を威圧してみせた。・・・ただ、これは一部の信者には「彼は聖飢魔IIとも我々信者とも、もう今日でお別れ。もう彼があのベースを使う事は無い。」と、哀愁を誘う結果にもなったようで、恐らく彼としては予期しなかったのではないだろうか。
また6年後の2005年11月9日には彼の初のソロ小教典(ミニアルバム)「メタル・ローズ」を発売した。この発売のきっかけとなったのがソニー時代から彼と交流があり、退職後にTRASH RECORDを立ち上げたサテュロス丸沢氏。彼との飲み会で聖飢魔II時代の話をしてゆく中で音楽魂に火がつき、「ゾッドの音を作る」という目的で制作されたという。
同年12月26日の聖飢魔II地球デビュー20周年ミサ最終日にも、「蝋人形の館」演奏開始直後に突如乱入。 戦闘服が新しくなり、「鎌(鎌&斧形ベース)も直った!」と御機嫌なようだったが、デーモン小暮に「もう暫く使わないよ。」と言われてしまった。